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2021年全日本社会人卓球選手権大会 ~男子ダブルスは平野/松山(協和キリン)が優勝~

2年ぶりの開催となる全日本社会人卓球選手権大会が、2021年10月29日(金)~31日(日)まで、山梨県甲府市の緑が丘スポーツ公園体育館で開催。
大会2日目は男女ダブルスの準々決勝~決勝が行われ、男子ダブルスは、平野友樹/松山祐季(協和キリン)が初優勝を飾った。

【男子ダブルス優勝】
平野友樹/松山祐季(協和キリン)

ダブルユウキが尻上がりに調子を上げて初優勝

平野(右)が確実につなぎ、松山が決める作戦がピタリとはまった

床に倒れ込んだ大島が、決勝戦の激しさを物語る

 男子ダブルスは、平野/松山(協和キリン)が初優勝を果たした。
 決勝の田添/大島(木下グループ)戦では2ゲームを連取し、第3ゲームも10-7とチャンピオンシップポイントを握ったが、そこから木下グループペアにひっくり返され、ゲームオールにもつれ込む嫌な展開。しかし、「僕がしっかりつないで松山には自由にやってもらい、松山がバグったときは僕が勝負しようという方針でした/平野」「競ると弱気になって振れなくなるんですが、友樹さん(平野)を信じて強気でいけました/松山」と語る協和キリンペアは、勝負所で平野が見事なカウンタードライブを立て続けに決め、追いすがる田添/大島を振り切って優勝を決めた。

 2位の田添/大島の強打者ペアは、ラリー戦に強さを見せて決勝まで勝ち上がった。決勝も劣勢の場面からしぶとく食らいついたが、最後は協和キリンペアの積極的なプレーに振り切られてしまった。

 3位には、Tリーグでも活躍する上田/神(T.T彩たま)、3年前の王者・藤村/松下(日鉄物流ブレイザーズ)が入った。

【男子ダブルス2位】
田添健汰/大島祐哉(木下グループ)

大島(左)と田添が豪打をさく裂させて決勝進出

【男子ダブルス3位】
上田仁/神巧也(T.T彩たま)

上田(左)の技と神の積極性がかみ合い、表彰台をゲット

【男子ダブルス3位】
藤村友也/松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ)

ダブルス巧者の藤村(左)と松下は安定した力を見せた

詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ:https://jtta.or.jp/tour/853

(取材=猪瀬健治)

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