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2021年度後期日本卓球リーグ埼玉大会 ~男子1部は、東京アートが王座奪還~

 2021年後期日本卓球リーグが、11月10~14日まで、埼玉県さいたま市のサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開催。なお、大会は、新型コロナウイルスへの感染予防を踏まえ、リモートマッチ(無観客)で行われた。
 男子1部は、東京アートが7戦全勝で優勝を果たした。

【優勝 東京アート】

前半にフル出場し、全勝の吉田はMVPを獲得

しびれる3回のラストを踏ん張った坪井。自信を得たことだろう

安定性の高いカットと攻撃で勝ち点を重ねた村松

キャプテン高木和も要所を締めた

定着してきた上江洲光志(右)と坪井のダブルス

通算26回目の優勝を果たした東京アート。次は12月に行われるファイナル4制覇だ!

 
 男子1部は、東京アートが7戦全勝で、2019年後期日本卓球リーグ秋田大会以来となる優勝を果たした。
 全勝とはいえ、優勝までの道のりは苦しかった。初戦のクローバー歯科カスピッズ、日鉄物流ブレイザーズ、協和キリンとの試合はいずれも2対2のラストまでもつれる接戦になったが、どの試合も5番で坪井勇磨がことごとく踏ん張り、全勝を守った。特に「あの勝利が非常に大きかった」と大森監督が噛みしめたように、日鉄物流ブレイザーズ戦で実力者の藤村に対し、終始積極的なプレーで勝利した坪井のプレーは見事だった。
 守護神・坪井のほか、小西海偉の存在も東京アートにとっては大きかった。常に前半に起用された小西は、40歳という年齢をみじんも感じさせない体のキレと気迫で、並み居る新鋭たちを相手に7戦全勝と優勝に大きく貢献した。
 小西や高木和卓らベテランの円熟味が増し、村松雄斗、坪井ら後輩たちが力をつけ、チームの総合力がさらに上がった印象のある東京アート。強さにしぶとさをプラスして、常勝軍団が日本リーグのトップに戻ってきた。


 ●東京アート・大森隆弘監督のコメント
「優勝にまずびっくりなのと、全勝優勝にもびっくりです。全勝は久しくなかったと思いますが、素晴らしい出来でした。今大会に向けては、優勝を目指すというのは変わらないですけど、全日本総合団体でも優勝することができたので、その流れで自信を持って一戦一戦やろうという形でした。
 まず、初戦のクローバー歯科戦で2対0から3対2で勝ちはしましたが、流れが悪い感じがありましたし、全選手が自分の力をまだ発揮できていない状況でした。初戦で3対2になった時点で全勝するしか優勝は難しい感じになりましたが、そこからは、もうゲームカウントを気にしないで取りあえず3対2でも勝てばいいという気持ちに逆になりましたね。
 今大会1番のサプライズは、坪井です。特に日鉄物流ブレイザーズ戦では1回ラストで負けている藤村ということで、正直あまり期待はしていなかったんですが勝ってくれました。試合内容もすごくよかったので彼の成長が見れましたし、あの試合をきっかけに、その後の試合でもいいプレーができましたね。
(小西の全勝は)一緒に練習している仲間から見たら当たり前というか、普通の結果だとは思いますが、今まで日本リーグや全日本総合団体で彼が全勝で終えることはなかったので、それを今回達成できました。しかも、最終戦で、全日本総合団体で負けている曽根(愛工大)と1番でエース対決し、勝てたというのは本人にとっても大きかったと思いますし、今大会の結果においてチームとしても本当にあの1点は大きかったですね」


【2位 愛知工業大】

前期に続く連覇を目指した愛知工業大は2位

強烈なボールで勝ち星を重ねた曽根

前半で奮戦した田原彰悟

曽根(右)と高見はチキータからぐいぐい攻めた

 全勝優勝を果たした前期に続いて優勝を目指した愛知工業大は2位。木造勇人、田中佑汰ら主力を欠く中、豪打の曽根翔、全日学男子シングルス2位の高見真己を中心に据えたオーダーで奮戦したが、連覇にはわずかに届かなかった。


【3位 協和キリン】

昨年度後期リーグ優勝の協和キリンが3位

気迫でチームを引っ張った平野

小西をあと一歩まで追い詰めた硴塚

 
 昨年度後期優勝の協和キリンが3位。平野友樹がチームを牽引し、硴塚将人、松山祐季、渡辺祐介ら若手が続くオーダーで戦い、優勝した東京アートをあと一歩まで追い詰めた。

【男子1部の最終順位】
1位:東京アート(7勝0敗)
2位:愛知工業大(5勝2敗)
3位:協和キリン(5勝2敗)
4位:日鉄物流ブレイザーズ(4勝3敗)
5位:シチズン時計(3勝4敗)
6位:クローバー歯科カスピッズ(2勝5敗)
7位:信号器材(2勝5敗)
8位:日野自動車キングフィッシャーズ(0勝7敗)


【男子2部優勝 リコー】

全勝で1部返り咲きを果たしたリコー


鹿屋(左)が5番ゲームオールの激戦を制す!


 男子2部はリコーが朝日大との全勝対決を制し、1部に返り咲いた。
 朝日大との優勝決定戦では、ラストまでもつれる激戦になったが、ラストで鹿屋が朝日大の佐藤をゲームオールで振り切り、勝ちきった。

【男子2部の最終順位】
●上位リーグ
1位:リコー(5勝0敗)
2位:朝日大(4勝1敗)
3位:原田鋼業(3勝2敗)
4位:関西卓球アカデミー(2勝3敗)
5位:豊田自動織機(1勝4敗)
6位:JR北海道(0勝5敗)

●下位リーグ
1位:埼玉工業大(4勝0敗)
2位:協和発酵バイオ(2勝2敗)
3位:同志社大(2勝2敗)
4位:トヨタ自動車(1勝3敗)
5位:ケアリッツ・アンド・パートナーズ(1勝3敗)

詳しい記録はこちらから
日本卓球リーグ実業団連盟:https://www.jttl.gr.jp/taikairesult/2021/09/2021.php

(取材=猪瀬健治)



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