小学生チームの日本一を決める、ロート製薬杯 第40回全国ホープス卓球大会が、8月13〜15日まで、東京体育館で開催。
大会最終日は女子団体準々決勝〜決勝までが行われ、石田卓球N⁺（福岡）が制し、石田卓球クラブ時代をふくめると、通算4度目の優勝を果たした。
優勝 石田卓球N⁺（福岡）
▼女子団体準々決勝の結果
スネイルズ（北海道） 3-1 岸田クラブ（神奈川）
石田卓球N⁺（福岡） 3-1 フェニックス卓球クラブ（福井）
新発田ジュニア（新潟） 3-1 T.Cマルカワ（岡山）
卓桜会栃木卓球センター（栃木） 3-0 卓伸クラブ（愛知）
▼女子団体準決勝の結果
石田卓球N⁺ 3-2 スネイルズ
新発田ジュニア 3-1 卓桜会栃木卓球センター
▼女子団体決勝の結果
石田卓球N⁺ 3-2 新発田ジュニア
小林 -10,8,11,-3,-11 渡辺○
○岩本 6,5,10 浅井
小林／石田 -3,11,8,-8,-3 浅井／渡邊○
○岩本 15,6,1 渡辺
○石田 3,8,9 渡邊
混戦の女子団体を制したのは石田卓球N⁺（福岡）。予選リーグの関西卓球アカデミー（大阪）、決勝トーナメント2回戦のマイダス（千葉）、準々決勝のスネイルズ（北海道）、そして決勝の新発田ジュニア（新潟）と4つのラストまでもつれる接戦をくぐり抜けて、通算4回目の優勝を果たした。
決勝では前半1点ずつを取り合ったが、要のダブルスを新発田ジュニアに取られ、あとがなくなる。しかし、4番でエース格の岩本が勝利すると、ここまでラストを任されてきた5年生の石田が気迫を前面に出しつつも落ち着いたプレーで渡邊をストレートで下し、石田卓球N⁺の優勝を決めた。
■石田卓球N⁺・松井清美監督のコメント
「本当にうれしいです。子供たちには、1本1本の積み重ねでその先に勝利があればいいから、1本1本全力でやろうと言って今大会に挑みました。正直、予選リーグから苦しい試合が続いたので、優勝できるかなどうかなって思いながらも、目標の1つとして優勝を目標にしてきたので、子供たちが踏ん張ってくれました。最後は（石田）心美が優勝を決めてくれたので、もう素直にうれしいです」
2位 新発田ジュニア（新潟）
2位には新発田ジュニア。サービスとスマッシュに長けた選手をそろえて、第25回大会以来の優勝目指したが、石田卓球N⁺に阻まれた。その石田卓球N⁺戦では、4年生ながらエース起用の渡辺がトップで気迫あふれるプレーを見せて先制したが、4番で敗れ、流れを渡してしまった。
3位 スネイルズ（北海道）
3位 卓桜会栃木卓球センター（栃木）
3位には、スネイルズ。エースの村山を中心に勝ち上がり、優勝した石田卓球N⁺にもラストまで迫ったが、最後は振り切られた。
もう一方の3位は卓桜会栃木卓球センター。決勝トーナメント1回戦で洋野TTC（岩手）、2回戦で田阪卓研（京都）と2つのラストまでもつれる接戦を制し、表彰台まで勝ち上がった。
詳しい大会の記録はこちら
公益財団法人日本卓球協会：https://jtta.or.jp/tour/5766
（取材＝卓球レポート）
