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世界卓球2022成都 男子は香港、女子はハンガリーと同グループに

 第56回世界卓球選手権団体戦が、中国の成都で9月30〜10月9日にかけて開催される。2020年に開催が予定されていた釜山大会がコロナ禍の影響で、3度の延期の末、中止となったため、世界卓球の団体戦は2018年のハルムスタッド大会以来、4年ぶりの開催となる。
 今大会、卓球レポートは現地には赴かずに日本から試合結果等をお届けするとともに、決勝トーナメントからは連日深掘り戦評も配信の予定。
 ここでは、28日には行われた予選グループリーグのドローの結果と開会式の一幕をお伝えする。

日本男子は予選から気の抜けない組み合わせ

グループ1 中国、スロベニア、アメリカ、プエルトリコ、タイ
グループ2 ドイツ、フランス、インド、カザフスタン、ウズベキスタン
グループ3 日本、香港、ルーマニア、イラン、ハンガリー
グループ4 韓国、エジプト、チェコ、カナダ、サウジアラビア
グループ5 スウェーデン、イングランド、オーストラリア、ポーランド
グループ6 ブラジル、ポルトガル、デンマーク、スロバキア
グループ7 中華台北、クロアチア、ベルギー、シンガポール

 日本男子は黄鎮廷、林兆恒らを擁する香港、O.イオネスク、H.スッチらを柱に戦うルーマニア、アラミヤン兄弟のいるイラン、中堅で固めたハンガリーと同グループとなった。実力では日本が頭1つ抜け出ているが1位通過を目指す上で油断は大敵だ。
 グループ1は中国の1位通過は確実だろう。2位争いは混戦となりそうだ。
 グループ2は、ともに主力を欠いたドイツ対フランスだが、ヨーロッパチャンピオンのダン・チウ、新エースのA.ルブランの対決に注目したい。
 グループ4は、林鐘勳、‪李尚洙‬を欠いた韓国だが、O.アサールのいないエジプトはそれほど脅威ではないだろう。こちらも2位争いに注目だ。
 グループ5はベストメンバーのスウェーデンが有力だが、ピッチフォードのいるイングランドとの対決は大会前半の山場の1つになりそうだ。
 グループ6はカルデラーノのいるブラジルと、フレイタス、アポロニア、モンテイロ、ジェラウドとフルメンバーのポルトガルの大変が楽しみだ。
 グループ7は、林昀儒が直前で出場をキャンセルした中華台北がガシナ、プッツァーを擁するクロアチアと激突する。中堅どころをそろえたベルギーにもチャンスはありそうだ。

日本女子はヨーロッパ勢と同グループに

グループ1 中国、アメリカ、プエルトリコ、カナダ、マレーシア
グループ2 日本、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、ウズベキスタン
グループ3 香港、ブラジル、フランス、イタリア、南アフリカ
グループ4 韓国、シンガポール、タイ、ルクセンブルク、イラン
グループ5 ドイツ、エジプト、インド、チェコ
グループ6 ルーマニア、中華台北、スウェーデン、ポルトガル

 日本女子は、危なげなく1位通過を決めてほしい組み合わせだ。グループリーグでは起用に幅を持たせながら選手たちの調子を見つつ、決勝トーナメントに盤石の布陣で臨む体勢を整えてほしい。
 グループ1は、男子同様、すきのないベストメンバーの中国の1位通過には疑問がない。2位はリリー・チャンのいるアメリカとA.ディアスのいるプエルトリコの対決になりそうだ。
 グループ3は杜凱琹、李皓晴、蘇慧音らのいる香港が総合力では抜き出ている。2位はパバド、ユアン・ジアナンらのいるフランスが有利か。
 グループ4は、タイのS.サウェータブットのエントリーがキャンセルされたため、1位争いは韓国対シンガポールになりそうだが、倪夏蓮のいるルクセンブルクにも注目したい。
 グループ5はドイツの1位通過が濃厚。メシュレフ、ゴーダのいるエジプトと力を付けてきているインドの2位争いが激しくなりそうだ。
 グループ6は、ともにベストメンバーのルーマニア対中華台北の対決に期待したい。

予選グループリーグの組み合わせドローに参加したA.ディアス(プエルトリコ)

開会式では中国の京劇をモチーフにした群舞が披露された

選手代表を務めたのはカルデラーノ(右)と陳夢

(まとめ=卓球レポート)

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