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世界卓球2022成都 男子団体 ドイツが韓国とのラストまでもつれる接戦を制し、決勝進出

 第56回世界卓球選手権団体戦が、中国の成都で9月30〜10月9日にかけて開催される。2020年に開催が予定されていた釜山大会がコロナ禍の影響で、3度の延期の末、中止となったため、世界卓球の団体戦は2018年のハルムスタッド大会以来、4年ぶりの開催となる。
 競技8日目の10月8日は男子団体準決勝が行われ、ドイツが韓国を3対2で下して決勝進出を果たした。

ドイツが韓国との接戦を制し、2大会連続で決勝へ

2点を叩き出したドゥダ。好調だ

安宰賢は気迫とフットワークで2番でダン・チウを下す

4番で張禹珍とのエース対決を制したダン・チウ

ここまで好調だった張禹珍は奮戦するもまさかの2点落とし

5番で勝利を決めたドゥダを迎えるベンチ

▼男子団体準決勝
 ドイツ 3-2 韓国
ドゥダ -10,7,7,7 張禹珍
 ダン・チウ -7,-10,6,-8 安宰賢○
 シュトゥンパー -6,4,-5,9,-8 趙勝敏○
○ダン・チウ 12,7,-11,6 張禹珍
ドゥダ 9,6,-8,6 安宰賢

 ドイツ対韓国は前回2018年ハルムスタッド大会の準決勝でも対戦しており、そのときはドイツが韓国を3対2の大激戦で振り切り、決勝へ勝ち上がったが、そのリプレイを見るような試合になった。
 1番は、決勝トーナメントに入って好調のドゥダが、韓国エースの張禹珍を台上から崩してドイツが先制する。
 2番はドイツエースのダン・チウが、2019年ブダペスト大会男子シングルス3位・安宰賢の驚異的なフットワークに敗れ、続く3番もここまで大活躍のシュトゥンパーが趙勝敏に競り負け、韓国が王手をかける。
 あとがなくなったドイツだが、4番でダン・チウが攻守に充実したプレーで張禹珍とのエース対決を制すると、ラストを務めるのはドゥダ。
 ドゥダは安宰賢のフォア側をうまく厳しく突いてフットワークを迷わせ、フランスとの準々決勝に続いてラストで勝利し、ドイツが2大会連続の決勝進出を決めた。


(まとめ=卓球レポート)

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