5月20〜28日までダーバン（南アフリカ）の国際展示場ICCダーバンで世界卓球2023ダーバンが開催される。
大会5日目の5月24日は、男女シングルス3回戦、男女ダブルス3回戦の一部、混合ダブルス準々決勝が行われた。
女子シングルスは3回戦が行われ、ベスト16が出そろった。日本勢は早田ひなとの同士打ち対決に敗れた長﨑美柚をのぞき、伊藤美誠、平野美宇、木原美悠の4選手が4回戦進出を決めた。
▼女子シングルス3回戦
孫穎莎（中国） 8,10,8,5 サマラ（ルーマニア）
申裕斌（韓国） -9,9,9,-8,-9,5,10 ユアン・ジアナン（フランス）
ククルコバ（スロバキア） 5,-8,5,3,9 G.モンファルディニ（イタリア）
ハン・イン（ドイツ） 5,3,3,6 ドラゴマン（ルーマニア）
早田ひな（日本） 3,6,8,3 長﨑美柚（日本）
徐孝元（韓国） 9,3,6,-10,-11,6 ディアコヌ（ルーマニア）
平野美宇（日本） 9,6,6,10 田志希（韓国）
王芸迪（中国） 6,-8,8,3,13 フ・ユ（ポルトガル）
陳夢（中国） 2,6,4,2 シャン・シャオナ（ドイツ）
木原美悠（日本） -8,4,6,1,5 メシュレフ（エジプト）
A.ディアス（プエルトリコ） -6,10,8,-6,11,-9,3 バトラ（インド）
伊藤美誠 7,7,7,8 ポータ（ハンガリー）
陳幸同（中国） 4,-8,-12,4,5,5 朱成竹（香港）
鄭怡静（中華台北） 6,-4,4,7,13 スッチ（ルーマニア）
ミッテルハム（ドイツ） 7,7,9,4 李昱諄（中華台北）
王曼昱（中国） -9,7,-10,9,1,-10,3 ハポノバ（ウクライナ）
大会5日目、女子シングルスは3回戦を終えてベスト16が決定した。
好調の日本勢は、伊藤がハンガリーのベテラン、ポータにストレート勝ち、平野も田志希を打ち合いの末に圧倒。木原はアフリカ選手権大会優勝のメシュレフに第1ゲームを奪われるも、第2ゲームから落ち着いて自分のプレーを取り戻し、4対1で勝利した。
早田と長﨑は同士打ち対決となったが、過去の戦績でも3勝0敗と分のいい早田が、大一番でいつも以上の力を見せて後輩を退けた。
この他、A.ディアスは得意としていない異質型のバトラと対戦。最終ゲームまで一進一退の攻防が続いたが、バトラのバック面のツブ高ラバーを、ツッツキとドライブの粘り強いプレーでしのいだA.ディアスが熱戦に終止符を打った。
王曼昱はカット主戦型のハポノバに大苦戦。試合は最終ゲームまでもつれ、ハポノバは大金星なるかと思われたが、女王の意地を見せた王曼昱が渾身のカット打ちで逆転勝利を収めた。
鄭怡静は好調のスッチをミスの少ないプレーで退け、2大会連続の16強入りを決めた。
（まとめ＝卓球レポート）
