高校生たちの祭典、第92回全国高校総体卓球競技大会（通称インターハイ）が8月8〜13日に北海道札幌市の北ガスアリーナ札幌46（札幌市中央体育館）で開催される。昨年は新型コロナウイルスへの感染対策を踏まえ男女別日程で開催されたが、今年は従来通り、男女同時開催で高校日本一をかけた熱戦が繰り広げられる。
競技初日の本日8月10日は女子学校対抗3回戦〜準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。
※写真は愛み大瑞穂（愛知）の試合前のエール
【ベスト4】
四天王寺（大阪）
愛み大瑞穂（愛知）
進徳女子（広島）
明徳義塾（高知）
【ベスト8】
青森商業（青森）
遊学館（石川）
滋賀学園（滋賀）
横浜隼人（神奈川）
▼女子学校対抗3回戦の結果
四天王寺（大阪） 3-0 富田（岐阜）
青森商業（青森） 3-1 正智深谷（埼玉）
遊学館（石川） 3-0 四学香川西（香川）
愛み大瑞穂（愛知） 3-1 龍谷大平安（京都）
進徳女子（広島） 3-0 留萌（北海道）
滋賀学園（滋賀） 3-2 和洋国府台（千葉）
横浜隼人（神奈川） 3-2 希望が丘（福岡）
明徳義塾（高知） 3-2 白子（三重）
▼女子学校対抗準々決勝の結果
四天王寺（大阪） 3-0 青森商業（青森）
愛み大瑞穂（愛知） 3-1 遊学館（石川）
進徳女子（広島） 3-1 滋賀学園（滋賀）
明徳義塾（高知） 3-1 横浜隼人（神奈川）
第1シードの四天王寺（大阪）は3回戦で富田（岐阜）、準々決勝では青森商業（青森）をいずれも3対0のストレートで下して順当にベスト入り。いまだ無失点で10連覇ロードを快走している。
一方、四天王寺に敗れた青森商業だが、3回戦で強豪・正智深谷（埼玉）を下して東北勢で唯一ベスト8まで勝ち上がり、存在感を見せた。
愛み大瑞穂（愛知）も3回戦で龍谷大平安（京都）、準々決勝では遊学館（石川）を退けて外シードを守った。明日の準決勝では四天王寺に挑む。1年生から活躍する今枝愛美、稲垣幸菜らを中心に、絶対王者の分厚い壁をどう揺さぶるのか注目だ。
春の高校選抜に続く表彰台を狙った遊学館（石川）だったが、愛み大瑞穂の層の厚さの前に、エースの牧野里菜が1点を奪うのみにとどまった。
進徳女子（広島）は3回戦で地元代表の留萌（北海道）を退けると、準々決勝では滋賀学園（滋賀）を下し、昨年に続いてベスト4入りを決めた。
一方、表彰台はならなかった滋賀学園だが、3回戦で和洋国府台（千葉）との大接戦を乗り切って躍進のベスト8入り。強烈な変化のバックハンドサービスから鋭いカットを持ち味にする古賀咲音を中心に気迫みなぎる選手をそろえ、大いに存在感を放った。
第2シードの明徳義塾（高知）も4強に入った。3回戦では白子（三重）に1対2から逆転勝ちを収めると、準々決勝では、3回戦で選抜ベスト8の希望が丘（福岡）に競り勝って勝ち上がってきた横浜隼人（神奈川）と対戦。トップで四国優勝の上田紫乃が関東優勝の島村果怜とのブロック王者対決を制すと、ダブルスは落としたものの2番、4番のシングルスを取り切って準決勝進出を決めた。
▼女子学校対抗準決勝の組み合わせ
四天王寺（大阪） - 愛み大瑞穂（愛知）
進徳女子（広島） - 明徳義塾（高知）
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詳しい記録は下記大会公式ページまで
https://kirokukensaku.net/0IH23/discipline_060_20230810.html
（取材＝卓球レポート）
