2023年8月22～25日、高知県の高知県立県民体育館にて第54回全国中学校卓球大会が開催される。
大会初日は開会式の後、女子団体第1ステージ（予選リーグ）が行われ、決勝トーナメント進出校が決まった。予選リーグ終了後には、決勝トーナメントのドローが行われ、以下のように組み合わせが決まった。
※写真は地元の期待を集める明徳義塾（高知）
【女子団体決勝トーナメントの組み合わせ】
2回戦で貝塚二と明徳義塾が当たる組み合わせに
女子団体は、大きな波乱はなく強豪校が順当に第2ステージ（決勝トーナメント）に勝ち進んだ。
ドローで注目を集めたのは、1回戦で星槎（神奈川）対明徳義塾（高知）と貝塚二（大阪）対浜松修学舎（静岡）の勝者が第2ステージで対戦する激戦区だ。星槎は初の全中出場だが、激戦の関東ブロックを1位通過している。選抜2位、団体戦の強さに定評があり開催地の明徳義塾にどこまで通用するのかが楽しみだ。一昨年、四天王寺を破って初優勝を遂げた貝塚二は今年の春の中学選抜でも優勝しており、夏の王座奪還を狙う。
強豪ひしめく女子団体のドローだが、中でも優勝候補筆頭は2連覇を狙う四天王寺（大阪）だ。主将の高森をはじめ、植田、井上とシングルスでポイントを取れる選手をそろえている上に、ダブルスの新谷／渡会も経験を積んできている。再び連覇への道を目指す。
このほか、横浜隼人（神奈川）は、予選リーグで名経大高蔵（愛知）に0対2から逆転勝ちで予選を突破。武蔵野（東京）は、中国ブロック1位の山陽学園（岡山）を3対2で破っている。星槎、和洋国府台女子（千葉）とあわせて、4校が勝ち残っている関東勢にも期待が集まる。
明徳義塾と同じく、地元高知の土佐女子は2回戦からの登場。地元勢が活躍すれば、熱気に満ちた体育館はさらにヒートアップするに違いない。
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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第54回全国中学校卓球大会：https://tabletennis.zenchuu.jp/eventresult/
（取材＝卓球レポート）
