大学のチーム日本一を決める第94回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部/通称インカレ)が、7月3 〜6日まで、四日市市総合体育館(三重県)で開催。
大会3日目は、予選リーグを勝ち抜いた32チームが決勝トーナメントに進出し、1回戦から準々決勝までが行われた。男子は優勝候補筆頭の愛知工業大が準々決勝で筑波大に敗れベスト8。準決勝には筑波大、早稲田大、中央大、朝日大が駒を進めた。
(写真は準々決勝の愛工大戦で決勝点を挙げた筑波大の三浦)
男子は3連覇を狙う優勝候補筆頭の愛知工業大が準々決勝で筑波大に敗れる波乱があった。愛知工業大は篠塚大登が国際大会出場のために欠場しているものの、戦力は十分と思われたが、準々決勝は前半で鈴木が田原に敗れると、谷垣/鈴木のダブルスも田原/三浦にゲームオールの接戦を落として逆転負け。4番は三浦が鋭いチキータからのたたみかける前陣両ハンドで三木を圧倒し、筑波大がベスト4入りを決めた。
また、同じく準々決勝では、明治大が朝日大との接戦に敗れ、王座奪還はならなかった。朝日大はエース岡野と梅村が単複で3点を挙げる活躍で勝利。ダブルスでは全日本王者の飯村/木方の追い上げを振り切って貴重な2点目を挙げた。
中央大はインターハイ王者のスーパールーキー小野がポイントゲッターとして活躍し、4年連続のベスト4入りを決めた。
早稲田大は準々決勝の専修大戦で、トップで登場したエースの濵田一輝が木塚の意外性のあるプレーに追い詰められたが0対2から粘り強さを発揮して逆転勝ち。濵田/徳田のダブルスも勝利し、4番は全日学王者の徳田が決勝点を挙げて、昨年ベスト8で姿を消した早稲田大が4強に復帰した。
▼男子第2ステージ1回戦
愛知工業大 3-0 新潟大
埼玉工業大 3-0 大正大
同志社大 3-0 東日本国際大
筑波大 3-0 北陸大
早稲田大 3-0 中京学院大
國學院大 3-0 京都産業大
法政大 3-2 中京大
専修大 3-0 龍谷大
中央大 3-0 札幌国際大
立命館大 3-1 鎮西学院大
日本体育大 3-0 大阪経済法科大
駒澤大 3-1 東洋大
朝日大 3-0 東北福祉大
関西学院大 3-0八戸工業大
明治大 3-0 福岡大
日本大 3-0 近畿大
▼男子第2ステージ2回戦
愛知工業大 3-0 埼玉工業大
筑波大 3-0 同志社大
早稲田大 3-0 國學院大
専修大 3-0 法政大
中央大 3-0 立命館大
日本体育大 3-1 駒澤大
朝日大 3-0 関西学院大
明治大 3-1 日本大
▼男子第2ステージ準々決勝
筑波大 3-1 愛知工業大
早稲田大 3-1 専修大
中央大 3-0 日本体育大
朝日大 3-2 明治大
明日7月5日(日)9時30分から行われる男子第2ステージ準決勝の組み合わせは以下の通り。
▼男子決勝第2ステージ準決勝の組み合わせ
筑波大 - 早稲田大
中央大 - 朝日大
詳しい記録はこちらから
東海学生卓球連盟:https://www.kanto-sttf.jp/
(取材=佐藤孝弘)




