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夏に伸びる(第2回/全9回)

夏になると、学生の皆さんには、「夏休み」という重点的に練習できる絶好のチャンスがあります。夏をどのように過ごすかで、その後の卓球は変わってくるはず。夏を有意義に過ごすためには、どんなことに留意すればよいのかを、卓球レポート1995年8月号「特集 夏に伸びる(文=渋谷五郎)」より抜粋して紹介しましょう。 

基本を見つめなおす

 日本の学校では、普通夏は1番長い休みになる。休み中に全国大会があったにしろ、練習時間をいくらでもとれる状態が多い。
 このような時は、基本をしっかりチェックする絶好のチャンスだ。
 もしプレーの状態が今一つピンとこないような場合などは、どこかが狂っている可能性がある。基本をチェックすることにより、原因がわかったり、思わぬ良いことを発見することもある。主なチェックポイント次の3つ。

【1】グリップ
 グリップは気が付かない間に、微妙に変わったりする。
 自分の通常のグリップを、しっかりつかんでおくことだ。そして、好調の時のグリップはどうなっているか、目を向けてみることを勧める。

【2】足
 スタンスは狭くなっていないか、平行足や逆足になっていないかチェック。自分の体の一部でありながら、足は意識、感覚と食い違っていることが珍しくない。

【3】打球点
 自分のストライクゾーンでボールをとらえているか、ボールを落としすぎていないかチェックする。

 伸びるためには基本を大事にすることが絶対条件。好調な状態ではさらに好調を助長させ、不調の時には調子を直してくれる万能薬だ。<第3回に続く

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