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Tリーグ 出場選手規定違反への制裁内容

 Tリーグ2018-2019シーズンで出場選手規定違反があった琉球アスティーダと日本ペイントマレッツに対する制裁内容が、Tリーグより報告された。

 出場選手規程違反は1試合あたり勝ち点より3点が減点となり、これによって琉球アスティーダは6点減点、日本ペイントマレッツは3点減点に処される。なお、今回の減点によるチーム順位の変動はない。

 制裁内容の理由は次のように示され、また、再発防止策も示された。

【制裁内容の理由】
Tリーグ出場選手規程第4条第2項は、「世界一の卓球リーグを実現する」というTリーグの理念の下、質の高い試合の提供を可及的に確保するために設けられているものであり、Tリーグの根幹をなす規定である。
一方で、Tリーグ選手規程では、ワールドツアーへの参加も重要である卓球選手の事情も考慮し、上記の規定を満たすことが困難である場合には、事前にリーグに書面による説明をすることにより制裁の適用を免れる手段を用意しているところであるが(Tリーグ出場選手規程第6条5項、同条第4項ただし書)、同条項に基づく事前の説明を怠った事実も存在する。
以上を勘案し、前項記載の制裁(編集部注:1試合あたり勝ち点より3点の減点)を科すことが相当であると思料する。

【再発防止策】
(1)メンバー表・オーダー表の提出時にて、Tランクを追記するよう書式を変更する。
(2)Tリーグ出場選手規定 第2条(選手の区分)、第4条(チームマッチ出場選手要件)規定の妥当性を検討し、変更の要否を検討。

文=川合綾子


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