ドイツ・ブンデスリーガは3月15日に4試合が行われた。吉田雅己(愛知工業大)が所属するグレンツァオはオクセンハオゼンに3対1で勝利を収めた。この結果、グレンツァオはシーズン成績で4位以上が確定し、デュッセルドルフ、マーベルツェルに続き、シーズン終了後に行われるプレーオフへの進出を決めた。
プレーオフ進出がかかる大事な一戦に吉田は2番で起用され、世界ランキング47位のスカチコフ(ロシア)をストレートで破った。各ゲームとも1点を争う好ゲームになったが、吉田が勝負どころで着実に得点して勝利を収めた。吉田の勝利で勢いに乗ったグレンツァオは3番でグロス(デンマーク)、4番でエースのガシナ(クロアチア)が勝ち星を挙げて、チームの勝利を決めた。
このほか、プレーオフ進出争いをするザールブリュッケンとオクセンハオゼンによる直接対決はザールブリュッケンが3対1で勝利。エースのアポロニア(ポルトガル)が2得点を挙げる活躍でチームをプレーオフ進出圏内の4位に引き上げた。
また、森薗政崇(明治大)が所属するフリッケンハオゼンはミュールハオゼンと対戦。1番で出場した森薗はヴォジツキー(チェコ)にストレートで勝利。4番で対戦したヒールシャー(ドイツ)にはゲームオールジュースの末に敗れたが、チームは3対2で勝利した。
この結果、プレーオフ進出をめぐる残り1枠の争いは4位のザールブリュッケン、5位のオクセンハオゼン、6位のブレーメンの3チームに絞られ、3月29日のシーズン最終節で決することになった。デュッセルドルフ、マーベルツェル、グレンツァオに続いてプレーオフ進出を決めるのはどのチームか。終局を迎えるブンデスリーガから最後まで目が離せない。
【ドイツ・ブンデスリーガ順位表】
1位 | デュッセルドルフ | 16勝1敗 |
2位 | デュッグレンツァオ | 12勝5敗 |
3位 | マーベルツェル | 12勝5敗 |
4位 | ザールブリュッケン | 10勝7敗 |
5位 | オクセンハオゼン | 9勝8敗 |
6位 | ブレーメン | 9勝8敗 |
7位 | ベルクノイシュタット | 7勝10敗 |
8位 | フリッケンハオゼン | 4勝13敗 |
9位 | ハーゲン | 3勝14敗 |
10位 | ミュールハオゼン | 3勝14敗 |
☆2015.03.15
SVヴェルダー・ブレーメン 1―3 FCザールブリュッケンTT
○シュテーガー -8、10、7、-7、5 トキッチ
チオティ -7、-6、-6 アポロニア○
クリシャン -5、9、-6、-10 マテネ○
シュテーガー -6、-10、-7 アポロニア○
チオティ ― トキッチ
TTCツークブリュッケ・グレンツァオ 3―1 TTFリープヘル・オクセンハオゼン
ガシナ -7、-5、-1 ピッチフォード○
○吉田 10、9、9 スカチコフ
○グロス -11、4、8、10 S.ゴズィー
○ガシナ -9、9、6、-9、8 スカチコフ
吉田 ― ピッチフォード
TTCマテク・フリッケンハオゼン 3―2 ポストSVミュールハオゼン
○森薗 7、4、2 ヴォジツキー
パイコフ -6、-9、-6 ヒールシャー○
○L.チウ 9、5、-5、10 バルドン
森薗 -8、-7、12、2、-10 ヒールシャー○
○パイコフ 7、6、12 ヴォジツキー
TTCハーゲン 3―1 TTCシュヴァルベ・ベルクノイシュタット
○バルザー 4、5、-8、-8、7 デューダ
○イオネスク 9、5、-7、-9、8 メンゲル
フェイヤー・コナート -6、-5、-5 ツボイ○
○バルザー 9、-9、-7、9、6 メンゲル
イオネスク ― コジック
今シーズンもブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる。
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http://tv.ttbl.de
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2014-15チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2014-15試合日程(PDF・日本語)