ヨーロッパ・チャンピオンズリーグの決勝第1戦が5月10日に行われ、デュッセルドルフ(ドイツ)がホームでオレンブルク(ロシア)に先勝した。
デュッセルドルフは1番でボル(ドイツ)を起用。ボルはその期待に応えてサムソノフ(ベラルーシ)をストレートで破り、先取点をもたらした。2番はフランチスカ対オフチャロフのドイツ勢同士の戦い。世界卓球2015蘇州ベスト8のフランチスカが食い下がったが、オフチャロフが地力を見せて勝敗をタイに戻した。要の3番はジオニス(ギリシャ)がスミルノフ(ロシア)を破り、デュッセルドルフが勝利に王手をかけた。
デュッセルドルフは、4番でエースのボルが再び登場。一方のオレンブルクはオフチャロフに望みをかけた。ドイツ代表の主軸として活躍する二人による意地のぶつかり合いは、勝敗の行方が見えないクロスゲームとなったが、最後はボルが切れのあるプレーでチームの勝利を決めた。
ヨーロッパのクラブチームの頂点が決まる第2戦は5月29日に行われる予定だ。
☆2015.5.10
デュッセルドルフ 3―1 オレンブルク
○ボル 3、7、12 サムソノフ
フランチスカ -2、6、-8、-7 オフチャロフ○
○ジオニス 3、5、-8、4 スミルノフ
○ボル -7、7、-8、7、10 オフチャロフ
フランチスカ ― サムソノフ
ヨーロッパ卓球連合:http://www.ettu.org/