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全日本卓球2015 〜渋谷浩の眼⑧ ランク入りをかけた熱戦が展開された男子シングルス〜

1月12〜18日まで東京体育館で開催されている平成26年度全日本選手権大会(一般・ジュニアの部)。大会5日目が終わり、ベスト8が出そろった男子シングルスについて、平成11年度全日本チャンピオンの渋谷浩が振り返った。


 男子シングルスはランク入りをかけた5回戦から熱戦が各コートで繰り広げられました。

 その中でも、前回王者の水谷(beacon.LAB)と笠原(協和発酵キリン)の試合は息詰まる好試合になりました。普段から一緒に練習をすることが多く、手の内を知っている選手同士だけに接戦になることが予想されましたが、笠原が想像を越える質の高いプレーを見せ、水谷が押される展開になりました。水谷としては非常に厳しい状況でしたが、1対3と追い込まれたところから、勝利に対する執念で笠原を上回りました。敗退の瀬戸際に立たされましたが、最後は王者たるゆえんを見せました。

 その他にも、ゲームオールまでもつれる試合が多く、ランキングという称号をかけた戦いの厳しさをあらためて感じました。また、誰が勝ち上がってもおかしくない男子シングルスのレベルの高さを証明するようなラウンドになりました。

 ベスト8をかけた戦いでも死闘が繰り広げられました。特に、神(明治大)対大島(早稲田大)の一戦は両者の意地がぶつかり合う好ゲームになりました。大島は世界卓球2015蘇州の日本代表選考会で準決勝に進出するなど、勢いに乗っている選手の1人であり、神との一戦でもフットワークを生かしたフォアハンドと力のあるバックハンドで3対0と神をリードしました。

 しかし、ここから神が諦めずに自分の持ち味を出し切ったことで活路を見出しました。大学生として出場する最後の全日本ということもありこれまで以上に気持ちが入ったプレーを見せました。その気迫がプレーに乗り移り、神がかったプレーを生み出し、見事な逆転劇となりました。最後の一本まで何が起こるかわからない全日本の戦いの難しさを感じた試合でもあり、明日の準々決勝でもそのガッツあふれるプレーを見せてほしいです。

 明日の戦いはベスト8に進出した選手の力がきっ抗しているだけに今日と同じようにハイレベルな戦いを見せてくれると思います。観戦する上ではダイナミックなラリー戦や質の高い台上でのせめぎ合いなど見どころがたくさんあるため、一つ一つのプレーを見逃さないようにしていただきたいです。

 

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2015/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2014/

卓レポ.comでは、連日の熱戦の模様をウェブサイトとツイッター(http://twitter.com/takurepo)で配信します。
全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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