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インターハイ三冠王渋谷浩が見た大津大会<1> 男子学校対抗決勝 

shibu01.jpg 決勝のトップは終始、三部のペースで試合が進みました。カットの竹﨑に対して、3球目を決めたり、ラリーの中からでも崩したりと、いろいろな得点パターンがありました。試合数もこなしていたのでプレッシャーを感じることなく試合に入っているという印象を受けました。決勝の思い雰囲気は感じられませんでしたね。
 2番は、青山が一ノ瀬のボールに対して序盤は攻めが中途半端になりましたが、レシーブの精度が高く、攻撃されることがなかったので、第2ゲームからは自分のペースで逆転できました。2段モーションのフリックや、ストップも短く低く止まっていたので、サービス、レシーブがよかったですね。打ち合いには強いので、いい形で青山が先手を取りました。
 ダブルスは安定感の青森山田ペアと意外性のある野田学園ペアは見ていて熱くなるような戦いでした。勝負を分けたのは青森山田ペアの粘り強さでした。野田学園ペアは高取のカウンターなどびっくりするようなボールが決まって、いわばファインプレーで得点を重ねていましたが、最終ゲームの11点を取るのはそれでは難しい。野田学園ペアは台から下がってプレーしたり、台についてプレーしたりと自在でしたが、青森山田ペアは一貫してプレー領域を変えずにプレーしていました。それが良い悪いということではありませんし、本当にわずかな差だと思いますが、青森山田の安定感が野田学園のリスクを負った攻撃に優ったということでしょう。
 4番は、沼村が非常に思い切りのいいプレーで立ち向かっていきましたが、やはり安定感と及川の打球点の早いフォアストレートが要所で決まったので、沼村は無理を強いられてミスをするという試合の流れでした。及川は攻撃的なプレーになってきています。
 青森山田はこれまで日本卓球界の宝と呼べるような選手を何人も輩出していますから、その貢献は大きかったと思います。今後は、高校男子は混戦になっていくかもしれませんね。


渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
第52回インターハイ名古屋大会(1983年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス2位、男子ダブルス優勝
第53回インターハイ横手大会(1984年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
第54回インターハイ鶴来・野々市大会(1985年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
 


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成25年度全国高等学校総合体育大会:http://www.fukuoka-koutairen.com/2013ih/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載。
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