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ジャパンオープン4日目②【女子ダブルス】丁寧/李暁霞がフルゲームの末に決勝進出を決める

6月15~19日まで、ITTFワールドツアー・ジャパンオープン(東京体育館)が開催されている。大会4日目は男女シングルス準々決勝、男女ダブルス準決勝が行われる。女子ダブルス準決勝第1試合は丁寧/李暁霞(中国)が 鄭怡静/黄怡樺(中華台北)をゲームオールの末に下して決勝へと駒を進めた。
 
丁寧(左)/李暁霞が中華台北ペアの粘りに苦しみながらも決勝進出

鄭怡静(左)/黄怡樺は精度の高いプレーで中国ペアに迫った


<女子ダブルス準決勝>
丁寧/李暁霞(中国) -11,4,7,-10,9 鄭怡静/黄怡樺(中華台北)
 

 丁寧/李暁霞の中国ペアに中華台北ペアがどこまで迫れるかが注目となったこの試合。第1ゲームは序盤で中華台北ペアのミスが続き、中国ペアが10-5とゲームポイントを奪った。しかし、ここから中華台北ペアがラリー戦で着実に得点を重ねるなど、6連続ポイントで逆転。ジュースに突入後もラリーでミスの出ない中華台北ペアに対して、中国ペアは李暁霞のドライブにミスが出るなど精度を欠き、逆転で第1ゲームを失った。
 続く第2ゲーム、中国ペアは厳しいコース取りで中華台北ペアをリードする。第1ゲームではドライブに精度を欠いた李暁霞だったが、このゲームでは両ハンドをコーナーに打ち分けて、得点を挙げた。中国ペアが最後までゲームの主導権を握り続け、11-4でゲームを取り返した。
 第3ゲームは中盤まで接戦が続いたが、4-4から中国ペアが5連続得点を挙げるなど、中華台北ペアを圧倒。両サイドを的確に打ち分けるプレーで中華台北ペアを揺さぶり、11-7で勝利に王手をかけた。
 第4ゲームは中国ペアが終盤までリードをするも、中華台北ペアが両サイドへの揺さぶりにも対応し始めてジュースに持ち込んだ。鄭怡静、黄怡樺はともに両ハンドの精度が高く、中国ペアを相手にもラリー戦で一歩もひけをとらず12-10でゲームを奪った。
 迎えた最終ゲームはともに譲らない展開が続く。中国ペアが相手の甘いレシーブに対して、厳しいコース取りで得点を奪うと、中華台北ペアはドライブの打ち合いで得点。両ペアの意地がぶつかりあう中、10-8と中国ペアがマッチポイントを握る。10-9とされたが、最後は長いラリー戦を制して11-9で勝利。中国ペアが中華台北ペアに追いつめられたものの最後のところで踏ん張り、決勝へと駒を進めた。



今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ラオックス卓球ジャパンオープン荻村杯2016:http://japantabletennis.com/japanopen2016/
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com/

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