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世界卓球2017デュッセルドルフ6日目⑤ 朱雨玲が初の決勝進出

女子シングルス準決勝では、朱雨玲(中国)が劉詩雯(中国)との同士打ちを制して初の決勝進出。女子シングルスの決勝は丁寧対朱雨玲のカードに決定した。
 

朱雨玲が初の決勝進出

終盤は力のあるボールでラリーの主導権を握った

劉詩雯は悲願の世界卓球初優勝とはならなかった


<女子シングルス準決勝>

朱雨玲(中国) -10,9,-7,8,-8,9,5 劉詩雯(中国)

 

 朱雨玲と劉詩雯の一戦は第1ゲームで朱雨玲が10-4とゲームポイントを握ったが、ここから劉詩雯が反撃。ラリー戦で朱雨玲を両サイドに打ち切るなど、6連続得点で10-10に追いつくと、そのまま得点を重ね、劉詩雯が12-10でゲームを先制した。
 第2ゲームは勢いに乗った劉詩雯が8-4とリードをするが、朱雨玲が5連続得点で逆転。劉詩雯は9-9でサービスからの3球目攻撃をミスをするなど、要所でミスが出て9-11でゲームを落とした。
 第3、第4ゲームは互いにゲームを取り合い、迎えた第5ゲームは終盤までもつれる展開となるが、劉詩雯が8-8から3連続得点でゲームを奪った。劉詩雯は朱雨玲のフォアサイドを突いて体勢を崩し、オープンになったバックへドライブで決める形が光った。
 第6ゲームも互いに譲らない展開が続いたが、ピッチの速いラリーの中で劉詩雯のミドルを突いてチャンスをつくり出すなど、コース取りの良さが光った朱雨玲が10-9とゲームポイントを握った。続くラリーは前陣での激しいラリー戦となったが、最後は朱雨玲の打ったボールがエッジイン。11-9で朱雨玲がゲームを取り返した。
 最終ゲームも出足から壮絶な打撃戦が繰り広げられるが、朱雨玲が力のあるボールで劉詩雯のミスを誘い、5-1とリード。劣勢の劉詩雯がここでタイムアウトをとったがタイムアウト後も流れは変わらず、朱雨玲が11-5でこのゲームを制して初の決勝進出を果たした。一方の劉詩雯は、悲願の初優勝を狙って今大会に臨んだが、決勝の舞台に立つことができなかった。

 この結果、女子シングルスの決勝は丁寧(中国)対朱雨玲に決定。決勝は大会7日目の明日、13時30分(日本時間:20時30分)から行われる。
 


今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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