1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国際大会
  4. ワールドツアー・ジャパンオープン
  5. ライオンジャパンオープン⑥ 【21歳以下女子】梅村、木原がベスト4入り

ライオンジャパンオープン⑥ 【21歳以下女子】梅村、木原がベスト4入り

21歳以下女子シングルス準々決勝では梅村(四天王寺高)、木原(JOCエリートアカデミー)がともにゲームオールの激闘を制してベスト4進出を果たした。
 
梅村はディアコヌに逆転勝利で4強入り

木原は安藤との同士打ちを制した

第1シードの蘇慧音はストレート勝ち

準決勝で木原と対戦する麦子詠

 木原は安藤(専修大)と対戦。第1、第2ゲームはバック面に異質ラバーを貼る安藤の緩急を付けたプレーに苦しみゲームを連取されたが、第3ゲームの中盤から安藤の変化を付けたボールに対応し始める。序盤はフォアサイドを突かれてミスをするケースも目立った木原だが、徐々に左右への揺さぶりにも対応して第3、第4ゲームを取り返して最終ゲームへと持ち込んだ。第5ゲームは安藤も木原の鋭いバックハンドに対応し、オープンな打ち合いが展開されたが、最後は木原のバックハンドがネットイン。11-9で勝利して4強入りを決めた。
 梅村はディアコヌ(ルーマニア)と対戦。第1ゲームはバック面の異質ラバーで変化を付けてディアコヌのドライブミスを誘って先制。この流れで試合を進めたいところだったが、第2、第3ゲームはディアコヌの回転量の多いドライブと、厳しいストップにペースをつかむことができずゲームを連取された。後がなくなった梅村は第4ゲームもリードを許す展開が続いたが、ディアコヌのラリーに食らいついて逆転でゲームを奪取。最終ゲームへと持ち込んだ。第5ゲームは序盤から台に近い位置でディアコヌを両サイドに振り回すプレーが光った梅村がリード。相手のループドライブが甘くなったところで確実に強打を決めるなど、勝負どころで厳しいプレーを見せて逆転勝ちを収めた。
 このほか、第1シードの蘇慧音(香港)は李昱諄(中華台北)にストレート勝ち。台から距離をとってラリー戦を展開し、李昱諄を左右に揺さぶる形が光った。終盤は李昱諄の攻撃に完全に対応して準決勝進出を決めた。また、ベスト4入りをかけた麦子詠(香港)対ドラゴマン(ルーマニア)の一戦は麦子詠がストレート勝ちを収めた。
 


<21歳以下女子シングルス準々決勝>
蘇慧音(香港) 7,8,7 李昱諄(中華台北)
梅村優香(四天王寺高) 5,-7,-7,9,6 ディアコヌ(ルーマニア)
麦子詠(香港) 8,4,9 ドラゴマン(ルーマニア)
木原美悠(JOCエリートアカデミー) -9,-3,7,5,9 安藤みなみ(専修大)



今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯2017:http://japantabletennis.com/japanopen2017/
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com/

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事