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郡山インターハイ4日目① 女子学校対抗は四天王寺と明徳義塾が決勝へ

大会4日目は男女学校対抗準決勝が行われ、決勝進出校が決まった。女子は5連覇を狙う四天王寺と明徳義塾が決勝へと駒を進めた。

 四天王寺 3-0 遊学館
○木村 7,9,14 平川
○宮﨑 9,5,-9,6 千葉
○梅村/塩見 10,6,10 千葉/出雲
○塩見 - 出雲
○梅村 - 中原

 四天王寺は昨日に続き、トップで起用された木村が平川に勝利。たたみかけるような連打で猛攻を仕掛けてチームに勢いをもたらした。2台進行で行われていた2番でも宮崎が千葉を3対1で退けて四天王寺が決勝進出に王手をかけた。要のダブルスでは、千葉/出雲が粘りを見せるが、梅村/塩見が要所を締めて勝利。5連覇に向けて四天王寺がまた一つ歩みを進めた。
 遊学館は敗れたものの、札幌大谷、就実と強豪を破るなど、大健闘を見せ、チームとして初の4強進出を果たした。ルーキーの出雲を筆頭に1、2年生に力のある選手がそろっているだけに来年以降の戦いにも期待したい。

■遊学館・安達監督のコメント
「初の準決勝でしたが、四天王寺とのレベルの差を感じ、足りない部分があると感じた試合でした。オーダーは前半で千葉で一点を取って、ダブルス、後半へとつなごうと考えていました。負けはしましたが、出雲が加入してチームとしての戦力も上がりました。1、2年生が主体のチームで未熟な部分もありますが、鍛え直して、次の選抜、インターハイでリベンジしたいと思います。男子の植木先生をはじめ多くの方のおかけでベスト4に入れたことはうれしく思っています。この結果に満足せず日本一を狙って頑張りたいです。」

四天王寺はトップの木村が先制の口火を切る

2番の宮﨑も起用に応えるプレーを見せた

遊学館は敗れたものの初のベスト4と大健闘を見せた


 明徳義塾 3-0 愛み大瑞穂
○井 -13,-9,10,4,7 秋山
○里川 -5,10,7,9 石田
○三村/井 8,8,-9,6 秋山/野村
 三村 - 野村
 加藤 - 大島

トップは明徳義塾・井対愛み大瑞穂・秋山のエース対決。秋山の思い切りの良い攻撃の前に井は2ゲームを連取される展開となったが、第3ゲーム以降は秋山のフォアサイドを積極的に突く攻めで1ゲームを返すと、その後は秋山の攻撃にも対応し始め、3対2で逆転勝利。2台進行で行われた2番では、1年生の里川が石田のカットを打ち抜いて明徳義塾が2点を連取した。迎えたダブルスは三村/井がコースを的確に突いた攻撃で秋山/野村に勝利し、昨年に続く決勝進出を決めた。
愛み大瑞穂は、エースで主将の秋山を中心にチームが一致団結して戦う姿勢が光る好チーム。準決勝では出足から勢いのあるプレーで明徳義塾をリードしたが、一歩及ばず。それでも2013年以来、4年ぶりの4強進出は立派な成績といえるだろう。

■愛み大瑞穂・神谷監督のコメント
「結果的には0対3でしたが、みんなで気持ちを一つにして最後まで楽しんで戦うことができたと思います。1、2番がともにリードをして僕自身ちょっと勝ちを意識した部分がありました。勝ちを意識して堅実にいこうとしてしまったので、もう少し大胆にいけばよかったという部分もあります。昨年のベスト8から1つ上がってうれしいですが、正直に言うと、優勝したかったです。技術的な差以上に、選手たちが強豪校を前に気負ってしまう部分もあると思うので、今後はいかに練習してきたことを最後まで信じてプレーできるかが大切だと思います。」

エースの井が劣勢に立たされながらも逆転勝利

1年生の里川も貴重な得点を挙げた

愛み大瑞穂は明徳義塾に迫ったが一歩及ばず


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成29年度全国高等学校総合体育大会:http://2017soutai.jp/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/
今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)に掲載予定です。

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