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パラ卓球 ジャパンオープン 結果(男子)

パラ卓球のジャパンオープンが2019年8月1~3日に港区スポーツセンターで行われた。上の写真は男子クラス10優勝の垣田斉明。個人戦の報道記事はこちら。団体戦の報道記事はこちら

男子シングルス クラス1-2(車いす)
▼予選リーグ
松尾充浩(日本)0勝3敗(Aグループ4位敗退)
皆見信博(日本)0勝2敗(Bグループ3位敗退)

男子シングルス クラス3(車いす)
▼予選リーグ
吉田信一(日本)3勝0敗(Aグループ1位通過)
渡邉剛(日本)0勝3敗(Bグループ4位敗退)
北川雄一郎(日本)1勝2敗(Cグループ3位敗退)
細谷直生(日本)0勝3敗(Dグループ4位敗退)
▼決勝トーナメント1回戦
PETRUNIV(ウクライナ)7,4,-9,6 吉田信一(日本)
▼準決勝
GLINBANCHUEN(タイ)7,-9,10,4 PETRUNIV(ウクライナ)
OHGREN(スウェーデン)-8,-9,9,17,7 BRUCHLE(ドイツ)
▼決勝
OHGREN(スウェーデン)6,17,-8,-9,4 GLINBANCHUEN(タイ)

吉田信一は上位進出はならなかったが、予選リーグで世界ランキング3位のBRUCHLE(ドイツ)に勝利した。「これまでは1ゲーム取るのがやっとで、勝ったのは初めて。相手はスマッシュがすごい選手。フォア面のツブ高で、攻めさせないようなプレーができたのがよかったと思う。ツブ高のブロックではなくカウンターを練習してきて、その成果が出せた」と吉田。

吉田信一
世界ランキング3位の豪腕BRUCHLE

男子シングルス クラス4(車いす)
▼予選リーグ
齊藤元希(日本)2勝1敗(Aグループ2位通過)
坂崎浩樹(日本)1勝2敗(Aグループ3位敗退)
長島秀明(日本)1勝2敗(Bグループ3位敗退)
玉津徹也(日本)0勝3敗(Bグループ4位敗退)
▼決勝トーナメント1回戦
KIM Young-gun(韓国)5,12,4 齊藤元希(日本)
▼決勝
THOMAS(フランス)9,6,-6,-9,8 KIM Young-gun(韓国)

齊藤元希は銅メダルを獲得

男子シングルス クラス5(車いす)
▼予選リーグ
中本亨(日本)1勝1敗(Aグループ2位通過)
土井健太郎(日本)1勝1敗(Bグループ2位通過)
中村亮太(日本)1勝1敗(Cグループ2位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
HUNTER SPIVEY(イギリス)4,8,8 土井健太郎(日本)
中本亨(日本)6,4,8 中村亮太(日本)
▼準決勝
URHAUG(ノルウェー)6,5,-8,3 HUNTER SPIVEY(イギリス)
BAUS(ドイツ)7,9,-8,5 中本亨(日本)
▼決勝
URHAUG(ノルウェー)6,9,4 BAUS(ドイツ)

中本亨は銅メダルを獲得。「日本開催ということで入念に準備し、試合の流れもよかった。準決勝では1ゲームを取ったものの負けてしまい、結果は良くなかったが、次につながると思っている。東京パラリンピックは、可能性はゼロではないと思っているので、がんばる」と中本。

中本亨

男子シングルス クラス6(立位)
七野一輝(日本)0勝2敗(Aグループ3位敗退)
板井淳記(日本)1勝1敗(Bグループ2位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
RAU(ドイツ)3,-8,6,8 板井淳記(日本)
▼準決勝
THAINIYOM(タイ)8,3,6 RAU(ドイツ)
PARK Hong Kyu(韓国)2,12,8 MOUCHTHIS(ギリシャ)
▼決勝
THAINIYOM(タイ)-8,5,-7,7,2 PARK Hong Kyu(韓国)

男子シングルス クラス7(立位)
▼予選リーグ
金子和也(日本)2勝1敗(Aグループ2位通過)
片見公亮(日本)0勝3敗(Bグループ4位敗退)
八木克勝(日本)3勝0敗(Cグループ1位通過)
来田啓幹(日本)1勝2敗(Dグループ3位敗退)
井上全悠(日本)3勝0敗(Eグループ1位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
メッシ(フランス)8,8,-6,7 金子和也(日本)
▼準々決勝
WOLLMERT(ドイツ)-7,-5,6,3,7 井上全悠(日本)
PUNPOO(タイ)-11,-5,6,8,9 八木克勝(日本)
▼準決勝
BAYLEY(イギリス)-9,3,10,3 WOLLMERT(ドイツ)
MONTANUS(オランダ)10,10,8 PUNPOO(タイ)
▼決勝
BAYLEY(イギリス)7,-4,-8,13,8 MONTANUS(オランダ)

男子シングルス クラス8(立位)
▼予選リーグ
佐藤泰己(日本)0勝3敗(Aグループ4位敗退)
玉井英雄(日本)0勝3敗(Bグループ4位敗退)
宿野部拓海(日本)0勝3敗(Cグループ4位敗退)
立石アルファ裕一(日本)1勝2敗(Dグループ3位敗退)

男子シングルス クラス9(立位)
▼予選リーグ
岩渕幸洋(日本)3勝0敗(Bグループ1位通過)
▼決勝トーナメント2回戦
マ・リン(オーストラリア)9,-3,2,4 岩渕幸洋(日本)
▼決勝
マ・リン(オーストラリア)2,4,7 THOMPSON(イギリス)

岩渕幸洋は銅メダルを獲得

男子シングルス クラス10(立位)
▼予選リーグ
垣田斉明(日本)1勝1敗(Cグループ2位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
垣田斉明(日本)7,8,8 UTHAISAR(タイ)
▼準決勝
SILLAPAKONG(タイ)-3,8,10,-7,17 KARABEC(チェコ)
垣田斉明(日本)7,-10,8,-6,5 デイベル(イギリス)
▼決勝
垣田斉明(日本)9,-12,10,7 SILLAPAKONG(タイ)

垣田斉明が優勝。準決勝では世界ランキング10位のデイベル(イギリス)に勝利し、決勝では、予選リーグで敗れたSILLAPAKONG(タイ)に勝利して、金メダルを獲得した。「アジア選手権大会では、事前合宿でアドバイスをもらって臨んだが、それを結果につなげられなかった。今大会は、苦しい戦いが続いたが、その中で、こうすれば自分のプレーが出せるというのがつかめてきた。シングルスの優勝は7年ぶり。その間、職場の方々や家族に支えてもらって、試合後、それらがこみあげてきて(涙が出た)」と垣田。

垣田斉明
優勝を決め時吉佑一コーチのもとへ

男子シングルス クラス11(知的障がい)
▼予選リーグ
高橋利也(日本)1勝1敗(Aグループ2位通過)
竹田隆(日本)0勝2敗(Aグループ3位敗退)
宮内良(日本)2勝1敗(Bグループ2位通過)
木川田優大(日本)1勝2敗(Bグループ3位敗退)
竹守彪(日本)3勝0敗(Cグループ1位通過)
加藤耕也(日本)2勝1敗(Cグループ2位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
竹守彪(日本)9,7,6 宮内良(日本)
加藤耕也(日本)10,7,3 高橋利也(日本)
▼準決勝
VON EINEM(オーストラリア)9,-8,9,9 竹守彪(日本)
KIM Gi Tae(韓国)8,8,3 加藤耕也(日本)
▼決勝
VON EINEM(オーストラリア)8,-8,4,6 KIM Gi Tae(韓国)

竹守彪、加藤耕也がともに銅メダルを獲得。「(日本での)初開催で、充実したプレーができ、目標のベスト4に入ることができた」と竹守。「初めての東京開催で、1試合1試合戦って、結果を残せてよかった。感謝の気持ちを忘れずにがんばる」と加藤。

竹守彪
加藤耕也

▼予選リーグ
日本1(吉田信一、皆見信、博北川雄一郎)1勝2敗(Aグループ3位敗退)
日本2(渡邉剛、松尾充浩、細谷直生)0勝3敗(Bグループ4位敗退)

男子団体 クラス4(車いす)
▼決勝リーグ
日本2(齊藤元希、玉津徹也)2勝1敗 2位
日本1(坂崎浩樹、長島秀明)1勝2敗 3位

男子団体 クラス5(車いす)
▼決勝リーグ
オランダ/日本(VAN GRUNSVEN、中村亮太)1勝3敗 3位
日本(土井健太郎、中本亨)1勝3敗 4位

男子団体 クラス6(立位)
▼決勝リーグ
日本(七野一輝、板井淳記)0勝3敗 4位

男子団体 クラス7(立位)
▼予選リーグ
日本2(金子和也、片見公亮、来田啓幹)0勝3敗(Aグループ4位敗退)
日本1(八木克勝、井上全悠)2勝1敗(Bグループ2位通過)
▼決勝トーナメント1回戦
イギリス/ドイツ 2-0 日本1

八木克勝、井上全悠は銅メダルを獲得。

男子団体 クラス8(立位)
▼予選リーグ
日本1(立石アルファ裕一、宿野部拓海)1勝1敗(Aグループ2位通過)
日本2(玉井英雄、佐藤泰己)0勝2敗(Bグループ3位敗退)
▼決勝トーナメント1回戦
イギリス 2-0 日本1

立石アルファ裕一、宿野部拓海は銅メダルを獲得。

男子団体 クラス10(立位)
▼決勝リーグ
日本(岩渕幸洋、垣田斉明)3勝1敗 2位 

男子団体 クラス11(知的障がい)
▼決勝リーグ
日本1(加藤耕也、竹守彪、高橋利也)3勝1敗 2位
日本2(宮内良、竹田隆、木川田優大)2勝2敗 3位

取材=佐藤孝弘、川合綾子
文中敬称略

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