1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. その他の国内大会
  5. 2020年世界選手権大会(団体戦)最終選考会 〜女子は平野美宇が内定〜

2020年世界選手権大会(団体戦)最終選考会 
〜女子は平野美宇が内定〜

12月21日〜22日にかけて、LIONカップ 第24回ジャパントップ12が宮城県のカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)が開催。
この大会は2020年の世界選手権大会(団体戦)の最終選考会を兼ねており、初日の今日は、男女各10名によるトーナメントが行われ、日本代表の切符を争った。
女子のトーナメントは、平野美宇(日本生命)が制し、日本代表に内定した。

■女子最終選考会優勝 平野美宇(日本生命)

鋭い両ハンドで日本生命対決を制す

優勝インタビューでは五輪レース後の素直な心情を語った

 女子のトーナメントは、平野美宇(日本生命)が第1シードの実力を発揮して制し、日本代表内定を決めた。
 平野は初戦となった準々決勝(2回戦)で成本綾海(中国電力)、準決勝で加藤美優(日本ペイントホールディングス)とともに競り合ったが、要所を確実に物にする余裕を感じさせるプレーで決勝進出。
 日本生命同士の対戦となった早田ひなとの決勝では、鋭いチキータを軸にした台上からの速い攻めで優位に立って早田の強打を封じ、優勝を決めた。

「ワールドツアーグランドファイナルまでオリンピックレースがあったので、そこから今日まで1週間しかなくて、気持ちが選考会に追いついていなかった」と語るように、今大会の平野は試合に集中するのが難しそうな感じがあったが、それでも勝ち切ってしまうのは力がある証左だろう。

■平野美宇のコメント
「グランドファイナルまでオリンピックレースがあったので、そこから今日まで1週間しかなくて、気持ちが選考会に追いついていなかったので、優勝は狙ってはいましたが、すごくビックリしたのと、すごく自信になりました。
(2020年の世界卓球は)オリンピック前の一番大きな大会で、団体戦ということで日本にとっても大事な大会だと思います。そうなるとオリンピックに出る選手が試合に出ることになると思うので、もし選ばれたら、中国選手に1勝を挙げて日本に貢献できるような選手になりたいと思います。
 グランドファイナルから帰ってきて1日くらいしか練習していなかったので、練習量は多くなかったですけど、久しぶりにあまりプレッシャーがなく、思い切りプレーできたことが勝てた原因かなと思います。
 今年は緊張したり、ポイントのことを考えて自分の思うような卓球ができなかったので、結果よりも、一から自分の目指している卓球を優先して考えたら、いいプレーができたので、すごく勉強になりました。逆に、大きな舞台や追い込まれている時でも今日のようなプレーができないと勝てないと気付きました」

■女子最終選考会2位 早田ひな(日本生命)

圧巻の強打で決勝へ進んだ早田

 早田ひな(日本生命)は、持ち前の強打で橋本帆乃香、佐藤瞳(ともにミキハウス)という日本屈指のカットマンに完封勝ちして決勝進出。
 決勝では、平野の巧みなサービス&レシーブと速い攻めに思うように強打を打たせてもらえなかったが、決まったときは、会場がどよめくようなスピード感がある。強打に持ち込むまでのプロセスをさらに磨けば、伸びしろは計り知れない選手だ。

■女子最終選考会3位 加藤美優(日本ペイントホールディングス)

今大会ではフォアハンドに進境を見せた

 昨年、この大会を制した加藤美優(日本ペイントホールディングス)は、芝田沙季(ミキハウス)との打ち合いに競り勝って準決勝に進んだが、平野に惜敗。昨年に続いて日本代表の座を自らの手でつかむことは叶わなかったが、待ち前のバックハンドの精度の高さに加え、今大会ではフォアハンドの攻撃力に進境を見せた。

■女子最終選考会3位 佐藤瞳(ミキハウス)

早田の豪打を拾いきれず

 第2シードの佐藤瞳(ミキハウス)は、森田彩音(中央大)の丁寧なカット打ちに耐えて、準決勝進出。カットマンにとって天敵ともいえる早田との準決勝は、ラリーの早い段階で攻撃を仕掛けて揺さぶりをかけたが、動じなかった早田の豪打を浴び、勝機を見出せなかった。

(文=猪瀬健治 写真=佐藤孝弘)

卓レポツイッターでは大会の速報をお届けしています。 詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。

日本卓球協会大会HP:http://www.jtta.or.jp/tournament/tabid/122/rptid/581/Default.aspx
\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事