世界のトップ選手が一堂に会し、数々の名勝負を生んだ世界卓球2025ドーハ。卓球レポートでは、この大会でプレーしたバタフライプレーヤーに、それぞれの視点から大会を振り返ってもらった。
今回は、初の個人戦で3種目に出場した中華台北のホープ郭冠宏の言葉を紹介する。
--初めての世界卓球(個人戦)でしたが、どのような目標を持って臨みましたか?
郭冠宏 一試合一試合、全力で戦うことを目標にしていました。勝てる試合を一つずつしっかり取っていくという気持ちで臨みました。
--実際にプレーしてみてどのような印象を持ちましたか?
郭冠宏 中華台北の先輩方の大会に臨む姿勢がとても素晴らしかったです。出場している選手たちのボールの質も非常に高くて、本当にレベルが高い大会だと感じました。
--自分のプレーの良かったところを教えてください。
郭冠宏 今回は、サービスからの3球目攻撃で高い質のボールを出せた点が良かったと思います。
改善点としては、フォアハンドの連続攻撃でのパワーがまだ足りず、力が分散しているためミスが出てしまいました。
--今大会を通じて感じた自身の成長と、新たに見つかった課題を教えてください。
郭冠宏 バックハンドは後陣からでもある程度威力が出せるようになったと感じました。新たな課題としては、フォアハンドの引き合いのとき、下半身の安定が足りず、足が浮いてしまうので、もっとフィジカルの基礎を固めていく必要があると思いました。
--今後の目標をお聞かせください。
郭冠宏 今年はさらに実力を高めて、もっと成長したいです。目標は世界ランキング40位以内に入ることです。
(取材/まとめ=卓球レポート)




