第27回全国中学選抜卓球大会が3月28~29日、浜松アリーナ(静岡)で開催。
本大会に出場できるのは1・2年生のみ、1複4単の団体戦で1選手が重複して出場できないので6~8名のチーム構成で行う。そのため多くの学校に上位進出のチャンスがある大会だ。今年も全国から予選を勝ち抜いた男女各48校が日本一を争って熱戦を繰り広げた。
大会2日目は、第2ステージ(決勝トーナメント)1回戦〜決勝が行われ、男子団体は愛工大名電(愛知)が優勝を決めた。
【優勝】愛工大名電(愛知)が2年ぶり、10回目の優勝
▼男子団体1位トーナメント決勝
愛工大名電(愛知) 3-1 中間東(福岡)
中野 -10,-5,-4 横田◯
◯原澤 6,5,5 石塚
◯山崎/原田 -6,10,9,9 中司/髙橋
◯山田 8,5,9 藤井
丹波 - 田宮
男子決勝は、昨年と同じく愛工大名電対中間東となったが、今年は王座奪還を期す愛工大名電が、見事昨年のリベンジを果たし、王座に返り咲いた。
3台進行で行われた決勝はトップの中野が、横田の厳しい両ハンドに押されてストレート負けを喫したが、原澤は1年生とは思えないプレー領域の広い変幻自在のプレーで石塚を圧倒。
ダブルスは、山崎/原田が台上からうまく攻めて先手を取り、攻撃力の高い中間東ペアを制した。
4番は山田が決定力の高い両ハンドで藤井をストレートで退け決勝点を挙げた。
■真田浩二監督のコメント
優勝は2年ぶりですかね。来る前から特に強い根拠はないんですけど、なんとなく優勝できそうだなっていう感じはありました。それは4月から見てきて、みんなが少しずつでも成長しているのを、年明けてから感じてきていました。
中学生の試合なのでやっぱり1本で流れ変わるだろうし、1ゲーム失っても流れは変わるだろうし、やっぱり2台進行になるとついつい、隣の台が気になったりする。応援もそうだし、ありがたいんだけど、ただでさえ試合コートに立っているだけでプレッシャーがあるのに、真面目なタイプの選手はわざわざそのありがたい思いを重みに背負ってやってしまう。普段から別にそんな気にしないよっていうタイプはそうはならないし、どこが山だったかというよりは、どの試合もそういう雑念じゃないけど、一瞬で流れが変わってしまう。決勝でも4番の山田も勝つ雰囲気、相手は負ける雰囲気がで出てたけど、例えば隣でやってた5番がいい雰囲気でやっていて、山田があの3ゲーム目を失うことによってまたガラッと雰囲気変わるだろうし、どこにでも山はありますね。準決勝も決勝も3対2で勝つオーダーにはしているので、想定していた戦いではありましたが。
(選手の成長は)技術的なことと、まだまだ経験が少なく大人とは違うので、心技対智でいうと、智の部分とか卓球脳とか卓球IQと言われる部分はまだまだですけども、その点で全員が成長してるんだなっていうのを感じてたので、そういうところですかね。
力のある実力のある強い選手が入ってくるので(今同じこと3回言いましたけど 笑)、あさってに新入生がみんな揃って、厳しいレギュラー争いが始まると思います。
【2位】中間東(福岡)
【3位】野田学園(山口)
【3位】明徳義塾(高知)
▼男子団体1位トーナメント準決勝
中間東(福岡) 3-1 野田学園(山口)
田宮 9,-9,-9,-7 大野○
○横田 -8,6,7,8 榎本
○中司/髙橋 6,-11,-9,3,9 齊藤/前川
○石塚 9,8,-9,9 川口
藤井 - 木方
愛工大名電(愛知) 3-1 明徳義塾(高知)
○丹波 9,-10,8,4 岡村
○原澤 8,2,8 伏屋
山崎/原田 7,-10,-7,11,-8 今福/齋木羽○
○山田 6,9,-10,-6,9 岡田
中野 - 齋木怜
昨年の優勝校として連覇を狙った中間東は、準決勝で野田学園を破り決勝進出。決勝のトップでは威力抜群の両ハンドの横田が中野を破り先制点を挙げた。準決勝では中司/髙橋のダブルスが接戦を制して、要となる1点を物にして決勝進出に大きく貢献した。
3位には野田学園と明徳義塾が入った。
野田学園は、大野、榎本、木方と実力ある2年生をそろえたが、準決勝で中間東の勢いを止められずに、ベスト4に終わった。
明徳義塾は粒ぞろいのチームで4年連続の表彰台。準決勝では今福/齋木羽がダブルス巧者ぶりを発揮して愛工大名電に一矢報いた。
詳しい記録は大会ページに掲載されています。
日本卓球協会:https://jtta.or.jp/tour/30205
静岡県卓球協会:https://shizuoka-tta.com/games/2025-jhspca-national-select/
(取材=卓球レポート)




