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卓レポ名勝負セレクション 
アジア選手権 平昌の熱闘 Select.17 馬龍 対 林昀儒

 卓球レポートは国内外のさまざまな大会へ足を運び、およそ半世紀にわたり、あまたの熱戦を映像に収め続けてきた。その膨大な映像ストックの中から、語り継がれるべき名勝負を厳選して紹介する「卓レポ名勝負セレクション」。
 このシリーズでは、9月に韓国の平昌で開催された第26回アジア卓球選手権大会(以下、アジア選手権)での熱戦をセレクトして紹介する。
 今回の名勝負は、馬龍(中国)対林昀儒(中華台北)の男子シングルス準決勝をお届けしよう。

■ 観戦ガイド
関心が集まったキングVS次世代キング候補は
馬龍が見事な対応力で林昀儒からペースを奪う

 女子シングルスは中国勢がベスト4を占めたが、男子シングルスは組み合わせの妙もあり、ベスト4は樊振東、梁靖崑、馬龍の中国勢の中に、林昀儒(中華台北)が割って入った。
 WTTコンテンダー アルトマイ優勝からアジア選手権に駆けつけた林昀儒は、中国との男子団体決勝で世界王者の樊振東を追い詰め、シングルスに入っても4回戦で戸上隼輔(日本)、準々決勝では王楚欽(中国)や林鐘勳(韓国)ら強敵を連破して勢いに乗る田中佑汰(日本)を下して準決勝に勝ち上がってきており、好調をキープしている。

 林昀儒が準決勝で対峙するのは、世界卓球男子シングルス3連覇(2015蘇州2017デュッセルドルフ2019ブダペスト)を果たした最強中国の大黒柱・馬龍だ。準々決勝では大激戦になった林高遠との同士打ちを気迫で制し、ベスト4に勝ち上がってきた。
 馬龍は同士打ちの強さもさることながら、中国以外の選手に対しても圧倒的な勝率を誇る。だからこそ世界卓球を3度も制することができたわけだが、しかし、林昀儒に対しては、このアジア選手権までに4勝3敗と肉薄されている。
 馬龍を相手に勝敗で拮抗できる林昀儒は非凡というほかないが、馬龍からすればこの準決勝は、中国にとって最大の障壁の一人である林昀儒を倒して首脳陣にアピールしつつ、差を広げたい一戦だ。

 馬龍が卓球界のキングとしての意地を見せるのか。それとも、馬龍に対して相性が悪くない林昀儒が中国勢同士の決勝に待ったをかけるのか。
 大きな関心が集まった一戦は、誰もが手を焼く林昀儒のサービスをしっかり返し、強烈なチキータに対しても的確に両ハンドで受け止め、カウンターを合わせる馬龍がさすがの対応力でペースを握る。
(文中敬称略)

↓動画はこちら

(文/動画=卓球レポート)

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