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【特別企画】オフチャロフのバックハンドサービス 
3球目のパターン④ ロングサービスに見せかけたショートサービスからの3球目

 東京オリンピック男子シングルス銅メダルを筆頭に輝かしい成績を収め、今なお世界のトップで活躍するオフチャロフ(ドイツ)。オフチャロフといえば個性的なサービスの数々が印象的だが、中でも低すぎる構えから繰り出すバックハンドサービスは彼の代名詞だ。
 バックハンドサービスからの3球目のパターンを紹介する4回目は、第4回で紹介したロングサービスと見せかけたショートサービスからの3球目のパターンを解説してくれた。
※本文の技術解説は右利きプレーヤーをモデルにしています

甘くなったツッツキを見逃さずに台上で狙い打つ

 ロングサービスと見せかけたショートサービスを思惑通りに出すことができると、相手は「ロングサービスが来る」と一瞬身構えるため、レシーブが遅れます。そして、たいていの場合、ツッツキでレシーブしてきますが、ボールに体を近づけるのが遅れているのでツッツキが少し浮いてくることが多くなります。その甘くなったツッツキを見逃さず、台上でフォアハンドドライブすることが、ロングサービスと見せかけたショートサービスからの主な3球目のパターンです。

ロングサービスと見せかけたショートサービスからの台上フォアハンドドライブ


 ロングサービスと見せかけたショートサービスを出した後の3球目は、甘くなったツッツキを見逃さずに狙い打つというオフチャロフ。
 少し浮いてきたストップを台上でフォアハンドドライブするポイントとして、まず、右足の踏み込みを参考にしてほしい(写真7)。このように右足を踏み込むとボールに体が近づき、台上のボールをフォアハンドドライブで打ちやすくなる。右足を踏み込む際は体のバランスを保てるよう、つま先ではなく、かかとから踏み込んでいるところも注目ポイントだ。
 右足を踏み込んだら上体をしっかりひねり(写真8)、できるだけ高い打球点を捉えることを意識してフォアハンドドライブしよう(写真9〜11)。
 打球後、右足をさらに前へ動かすようなフィニッシュも参考になる(写真12)。このようにフィニッシュで右足が前に出るのは、体の回転をしっかり使ってスイングしている証拠だ。
 台上のボールをフォアハンドドライブする技術は簡単ではないが、挙げたポイントを踏まえながら、オフチャロフの両足のつま先の向きや腰のひねり具合、両ひざの角度などを注意深く観察して、自分のプレーに役立ててほしい。

(取材/まとめ=卓球レポート)

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