12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。男子シングルス準々決勝では日本選手で唯一勝ち残っていた村松雄斗(東京アート)が許昕(中国)と対戦するも0対4で敗戦。このほか、樊振東(中国)はオフチャロフ(ドイツ)を破り4強進出を果たした。



<男子シングルス準々決勝>
許昕(中国)-10,-7,9,7,11,6 村松雄斗(東京アート)
樊振東(中国)-10,-7,9,7,11,6 オフチャロフ(ドイツ)
昨日、サムソノフ(ベラルーシ)から金星を挙げた村松は準々決勝で許昕と対戦。村松は序盤から許昕の威力と精度の高いフォアハンドドライブの前にリードを許し、第1ゲームを2-11で落とした。チャンスを見いだそうとする村松に対して、許昕は一分の隙も見せない。第2ゲーム以降も許昕の厳しいプレーの前に守勢に回る形が続いた。なんとかして流れを変えたい村松は攻撃を織り交ぜるなど変化をつけたプレーを試みるが、許昕は動じず。日本の最後の砦として挑んだが、0対4で敗れた。
このほか、樊振東対オフチャロフの一戦はオフチャロフがラリー戦でいくつものスーパープレーを見せるなど、壮絶な打ち合いをものにして2ゲームを先取したが、中盤以降は樊振東が厳しいストップでオフチャロフの攻勢を食い止めて逆転勝利。準決勝へと駒を進めた。
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