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卓球 バタフライUTT 第7シーズン 
7チームが参加し7月9日開幕

 インドのプロ卓球リーグ バタフライUTT(Butterfly Ultimate Table Tennis)が2026年7月9日から26日にかけてゴアで開催される。
 UTTはインド初のプロ卓球リーグとして2017年に発足。インドにおける卓球の普及や、国際大会における昨今のインド選手の活躍に寄与していることは間違いないだろう。第7シーズンとなる2026年はバタフライをタイトルスポンサーに迎え、バタフライUTTとして開催される。

写真提供=UTT

 第7シーズンに参加するのは7チーム。まずは総当たり戦(全21試合)を実施し、上位4チームが準決勝に進む。
 試合方式は4単1複(2男子シングルス、2女子シングルス、1混合ダブルス)の男女混成団体戦で、必ず5番まで行う。1マッチは3ゲームで、必ず第3ゲームまで行う。こうして15ゲーム(3ゲーム×5マッチ)をめぐり、獲得ゲームの総数で団体戦の勝敗を決定するという独自の方式だ。なお、ポイントが10-10となった場合はジュースを行わず、先に11ポイント目を取った方がゲームを奪う。
 なお、準決勝以降では、先に8ゲームを獲得したチームが勝利となる。

バタフライUTT 第7シーズン参加チーム
Ahmedabad APL Pipers
バトラ(インド)
ラッサンフォス(ベルギー)
バット(インド)
シェティ(インド)
ポルカノバ(オーストリア)
ジェイン(インド)

PBG Pune Jaguars
パバド(フランス)
SURAVAJJULA(インド)
チターレ(インド)
ダニ(インド)
O.アサール(エジプト)
マジ(インド)

Dempo Goa Challengers 
ダス(インド)
スリバスタバ(インド)
スッチ(ルーマニア)
ロブレス(スペイン)
CHANDE(インド)
ABHINANDH PB(インド)

Dabang Delhi TTC
グナナセカラン(インド)
ボウミック(インド)
シャオ・マリア(スペイン)
アブデルアジズ(エジプト)
アルバカーキ(インド)
S.ムカジー(インド)

Kolkata Thunderblades
バッタチャルジー(インド)
コテチャ(インド)
E.イオネスク(ルーマニア)
A.ムカジー(インド)
曾尖(シンガポール)
チャンドラ(インド)

U Mumba TT
パル(インド)
バルデ(フランス)
ハーシー(ウェールズ)
シャー(インド)
マニ(インド)
KUTUMBALE(インド)

UP Prometheans
バルター(ドイツ)
ワニ(インド)
Yangzi LIU(オーストラリア)
GROVER(インド)
タッカー(インド)
ゴーシュ(インド)

 過去のシーズンを振り返ると、第1シーズンにはグナナセカラン(インド)、アポロニア(ポルトガル)、フレイタス(ポルトガル)、ガシナ(クロアチア)、ジオニス(ギリシャ)、黄鎮廷(香港)、リュウ・ジャ(オーストリア)らが参加。第2シーズン以降もK.カールソン(スウェーデン)、𠮷田雅己(日本)、荘智淵(中華台北)、ジャア(アメリカ)、ジェイン(インド)、サマラ(ルーマニア)、ポルカノバ(オーストリア)、A.ディアス(プエルトリコ)、森さくら(日本)、S.サウェッタブート(タイ)、メシュレフ(エジプト)など、世界各地から続々と選手が参加し発展してきた。第7シーズンの開幕も実に楽しみだ。

グナナセカラン
森さくら
S.サウェッタブート
A.ディアス

 UTTは「インドの卓球の歴史を築く」というスローガンを掲げている。2026年4月6日、UTT共同主催者のVita Dani氏は来日して株式会社タマス(東京都杉並区)を訪問し、インドにおける卓球の成長や今後のビジョンについて、株式会社タマス代表取締役社長の大澤卓子と意見交換を行った。

大澤卓子 最初に、UTTに対するビジョンと、それがこれまでどのように発展してきたのかをお聞かせいただけますか。
Vita Dani 私たちのビジョンは、常にとてもシンプルです。卓球というスポーツを成長させ、世界中でもっと多くの人々が観て楽しめるものにすることです。特にインドには大きな可能性があります。人口規模が大きく、急速に発展しているこの国において、私たちはこのビジョンが十分に実現可能であると強く信じていますし、すでにその形が現れ始めていると感じています。 
大澤卓子 世界の他の卓球リーグと比べて、UTTならではの特徴は何だと思われますか。
Vita Dani UTTを特徴づける要素のひとつは、平等性への強いこだわりです。私たちは男女の競技を、参加機会という面でも価値という面でも同等に重視しており、そのことを大変誇りに思っています。もうひとつの特色は、混合ダブルスを取り入れていることで、これがリーグに独自のダイナミズムをもたらしています。同時に、私たちは世界中のさまざまなリーグから学び続け、選手にとってもファンにとっても魅力ある環境づくりを目指しています。 
大澤卓子 インドにおける卓球の将来をどのように見ていますか。
Vita Dani インドの卓球の未来は、非常に明るいものです。少し前までは、世界ランキング100位以内の選手はインドに2人ほどしかいませんでした。しかし、現在では、その数は10人を超えています。また、ユース世代でも素晴らしい成果が出ており、アジアユース選手権大会ではインド初の金メダルも獲得しました。ただし、私たちはこれを最終目標だとは考えていません。むしろ、これは氷山の一角にすぎず、今後さらに大きな成長が待っていると信じています。 
大澤卓子 インドの強い選手たちが急速に台頭してきた要因は何だと思われますか。
Vita Dani 大きな要因のひとつは、草の根からエリートレベルに至るまでの強固な育成ルートを構築してきたことです。私たちは、草の根活動を学校へ、学校をアカデミーへ、そしてアカデミーをトップレベルの選手へとつなげる仕組みづくりに取り組んできました。しっかりとした土台がなければ、才能を見いだし、適切に育成することは難しいからです。2015年頃から、私たちは草の根育成に大きく投資し、現在では13を超えるアカデミーを支援しています。その結果、国際大会に出場する選手数は2倍以上に増え、視聴者数やメディア価値の面でも大きな成長が見られています。私たちは今、インドの卓球エコシステムを変革し始めていると考えています。 

Vita Dani氏(右)と大澤卓子

Vita Dani インドには非常に大きな可能性があり、卓球市場も今後大きく成長していくと私たちは考えています。バタフライはすでに世界的に高い知名度を誇るブランドですが、インドにおいては、その価値と可能性がまだ十分に発揮されていないように感じています。
大澤卓子 私たちもまったく同感です。インドは非常に大きな可能性を持つ市場です。このパートナーシップは、インドの皆さまにバタフライの製品やブランドの魅力をより深く知っていただく貴重な機会になると考えています。 
Vita Dani 子どもの頃から、卓球といえばバタフライが"そのブランド"という存在で、他のブランドはほとんど知りませんでした。その成功の鍵は何だと思われますか。
大澤卓子 バタフライには、卓球に対して情熱を持った人たちが集まっています。私たちは「卓球をより魅力的なスポーツにしたい」「より良い用具をつくりたい」という共通の思いでつながっています。このような情熱を持って、全員が一丸となって取り組んでいることが、最大の強みのひとつだと考えています。 
Vita Dani インドのような発展途上の卓球市場に対して、何かアドバイスはありますか。
大澤卓子 この10年でインドから非常に多くの優れた選手が出てきているので、まずはこれまで成功してきた育成プログラムをさらに磨き上げ、強化していくことが重要だと思います。また、インドは人口が非常に多い国ですので、より多くの方に卓球に関わっていただくことが、さらなる発展につながると考えています。 
Vita Dani 今後のUTTにどのような期待をお持ちですか。
大澤卓子 インドの皆さまに卓球の魅力をリアルに伝えていくことを、最も期待しています。UTTを通じて、より多くの人が卓球に触れ、「自分でもやってみたい」と思っていただけるようなリーグになっていくことを期待しています。
Vita Dani 私たちも、より多くの人を卓球の世界へ引き込みたいと考えています。同時に、バタフライブランドがインドにおいて、卓球そのものと同じくらい広く認知される存在になってほしいと願っています。このパートナーシップの一員となれることを、心から光栄に思います。

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