初の世界卓球から100年を記念して開催された世界卓球2026ロンドン。今回も世界トップのチーム、選手が一堂に会し、数々のドラマが生まれた。
卓球レポートでは、この大会でプレーしたバタフライプレーヤーに、それぞれの視点から大会を振り返ってもらった。
今回は、決勝トーナメント1回戦のインド戦で2得点を挙げてチームの躍進に貢献したアメリカのエース、サリー・モイランドのコメントを紹介する。
--初めての世界卓球団体戦でしたが、今大会には、どのような目標を持って臨みましたか?
モイランド 私はこの大会を重要かつトップ選手たちと競い合える大きなチャンスだと捉えていました。目標は、これまでよりも高いレベルで自分のプレーをし、できれば良い形で勝利を挙げることでした。
--今大会ではアメリカの主力選手としてすべての試合で2点起用されました。どのような経験になりましたか?
モイランド とても光栄なことでした。主力としてチャンスをもらえたこともうれしかったですが、それ以上に、この挑戦に恐れることなく向き合えたことがうれしかったです。
--1回戦のインド戦では、ゴールパデーとバトラという2人の異質型の選手に勝利しました。この2試合の勝因は何だったと思いますか?
モイランド 中華台北での練習が非常に生きたと思います。中華台北で練習していたのは数年前ですが、ツブ高ラバーがどう機能するのか、そして、それに対してどのような基本戦術を取るべきかという理解の土台を、そこでしっかり身に付けることができていました。
--2回戦のウクライナ戦では、エースのペソツカに接戦の末に敗れてしまいましたが、敗因は何だったと思いますか?
モイランド 彼女のプレースタイルに慣れていなかったので、苦しい試合になりました。とはいえ、第3ゲームと第4ゲームでは流れを取り戻してゲームポイントを2本握ることができました。試合を締めることができなかったのは、攻撃的かつ決断力のあるプレーを最後まで貫けなかったからだと思います。ゲームポイントの2本で少し迷いが出てしまい、そこから流れが相手に傾きました。その後は、相手より少し焦って冷静さを欠いたことで負けてしまいました。
--今大会を通じて得られたものがあったら教えてください。
モイランド 世界の舞台でエキサイティングな緊迫した試合ができたことは貴重な経験でしたし、大会後に世界ランキングも大きく上がりました。全体として、自分が非常に高いレベルでも十分に戦える力を持っていること、日々の努力が実際に試合の中で発揮されることを実感できた節目の大会だったと思います。
--今後の目標を教えてください。
モイランド これからもトレーニングと改善を続けていきます。それが、私が試合で発揮できることの源だからです。
また、グランドスマッシュやパンアメリカ選手権大会のような大きな大会も楽しみですし、今年はWTTチャンピオンズレベルの大会でもプレーできたらいいなと思っています!
(取材/まとめ=卓球レポート)




