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世界卓球2026ロンドン 
ゲラシメンコが振り返る世界卓球

 初の世界卓球から100年を記念して開催された世界卓球2026ロンドン。今回も世界トップのチーム、選手が一堂に会し、数々のドラマが生まれた。
 卓球レポートでは、この大会でプレーしたバタフライプレーヤーに、それぞれの視点から大会を振り返ってもらった。
 今回は、2回戦で日本に敗れたものの、個人成績9勝1敗と躍動したカザフスタンのエース・ゲラシメンコのコメントを紹介する。

--今大会には、どのような目標を持って臨みましたか?

ゲラシメンコ 私の目標は、予選を突破して決勝トーナメントでできるだけ勝ち進むとともに、多くの経験値が得られる世界卓球の舞台で、若い選手にできるだけ多く試合をするチャンスをつくってあげることでした。

--5試合すべてで2点起用、9勝1敗という成績についてはどのように受け止めていますか?

ゲラシメンコ 前回の釜山大会は個人で9戦全勝で、その時からこの記録を超えたいと思っていました。今大会、残念ながら最後の張本(張本智和)戦ではあまりパワーが出せませんでしたが、全体としては、2回目の世界卓球団体戦をこのようなパフォーマンスで戦えたことをうれしく思っています。

--決勝トーナメント2回戦の日本戦では、トップで松島輝空に勝利しました。この試合の勝因は何だったと思いますか?

ゲラシメンコ 団体戦で1番手として試合をスタートさせることには慣れています。
 松島輝空とは中国スマッシュ2024で対戦し、0対3で敗れました。正直、その試合から多くの戦術的な経験を得られたわけではありませんが、彼のロングサービスが非常に強いことは印象に残っていました。
 今回の世界卓球では、レシーブで台から少し距離を取ることが鍵でした。そうすることで彼のロングサービスにより対応しやすくなり、その後はラリーの中で主導権を握ることを意識してプレーしました。



--今大会唯一の敗戦となった張本戦を振り返って、敗因はなんだったと思いますか?

ゲラシメンコ 張本戦では、9-9の場面が2回あったと記憶していますが、パワーの面で十分な準備ができていませんでしたし、何試合も戦った後だったので回復も不十分でした。また、世界トップ10である松島との試合でかなり消耗していたことで、張本戦での9-9の場面ではいくつか判断を誤ってしまい、それが敗因になったと思います。

--今大会を通じて得られたものがあったら教えてください。

ゲラシメンコ 世界卓球を通じて、自分はチームや国に貢献して世界卓球でベスト32に入る力になれるのだという自信と自分への大きな信頼を得ることができました。また、フィジカルコンディションをより良く維持し、リカバリーにももっと取り組んでいく必要があると感じました。

--今後の目標を教えてください。また、来年のカザフスタン開催の世界卓球での目標も教えてください。

ゲラシメンコ 今年の目標は、世界ランキングトップ20〜30に入って、アジア競技大会もしくはアジア選手権大会でメダルを獲得することです。
 また、カザフスタンで世界卓球個人戦が開催されることをとてもうれしく思っていますし、全力を尽くしたいと思います。正直なところ、自分の結果を先読みすることはあまり好きではありません。ただ言えることは、良い準備をして臨むつもりだということです。



(取材/まとめ=卓球レポート)

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