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インカレ2026 ~男子は愛知工業大が王座に返り咲き~

 大学のチーム日本一を決める第95回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部/通称インカレ)が、7月15 〜18日まで、横浜武道館(神奈川)で開催。
 大会最終日となる4日目は、第2ステージ決勝トーナメントの準決勝、決勝が行われ、男子は愛知工業大が2年ぶりに王座を取り戻した。

【優勝】愛知工業大

決勝ではトップで面田がパワーボールで芝を撃破

萩原は木方とのサウスポー対決を制し、愛知工業大が王手

鈴木/萩原のダブルスは飯村/木方に敗れる

鈴木は四年間の集大成となる完璧なプレーで決勝点を挙げた

ベンチでは森本監督が熱いハグで鈴木を迎えた

インカレで愛工大恒例の(?)4年生胴上げで鈴木が宙を舞う

▼男子決勝
 愛知工業大 3-1 明治大
◯面田 5,9,-7,4 芝
◯萩原 9,7,5 木方
 鈴木/萩原 -8,8,-6,-8 飯村/木方◯
◯鈴木 6,7,6 水谷
 坂井  飯村

▼男子準決勝
 愛知工業大 3-1 日本大
◯萩原 10,8,-7,5 加藤
 面田 -8,-10,-8 吉山和◯
◯鈴木/萩原 4,-9,9,-9,9 吉山僚/吉山和
◯鈴木 9,13,-6,-9,13 吉山僚
 坂井 - 加山

 明治大 3-2 早稲田大
  芝 -9,9,-9,-13 徳田◯
◯木方 6,-9,7,7 星
◯飯村/木方 3,9,8 徳田/濵田
 水谷 -8,6,-5,8,-4 濵田◯
◯飯村 7,8,2 磯村

 男子は、準決勝で日本大との激戦を制した愛知工業大が、決勝で明治大を破り2年ぶりに王座に返り咲いた。
 準決勝では、1対1で迎えたダブルスで、鈴木/萩原が吉山僚一/吉山和希とのハイレベルな台上からの激しい打ち合いに競り勝って、愛知工業大が王手。勝負の4番は鈴木が吉山僚一に2対0とリードするも、開き直った吉山がこうプレーを連発し、2対2に。最終ゲームは吉山が10-7とマッチポイントを握ったが、諦めずにプレーした鈴木が根比べに勝った形で、愛知工業大の決勝進出を決めた。
 決勝は1年生の面田が先陣を切り、決定力の高いパワードライブで芝から得点を挙げると、2番は萩原が木方の緩急のあるプレーに堅実なプレーでストレート勝ち。愛知工業大が王手をかけたが、全日本王者の飯村/木方が鮮やかなチキータを始め、鋭いボールで一矢報いると、4番は4年生の主将鈴木が充実のプレーで水谷を退けて王座奪還を決めた。

■森本耕平監督のコメント
 2年連続負けるわけにはいかないと思ってたので、ほっとしてます。
 抽選でどういう組み合わせになるかが本当今回わからなかったので、本当 1戦 1戦が勝負だったと思います。
(準決勝の日本大戦は)お互いのパフォーマンスがすごかったので、勝ち負けというよりはちょっと見入ってしまいました。
 この大会で優勝することをイメージして、何カ月も前から準備をしてきて、その中でたくさんの卒業生、OB、OGの方、そして、試合前も高校生にたくさんサポートしていただいて、男女で力を合わせてこの大会に臨みましたので、みんなで勝ち取った優勝だったというふうに思います。
(鈴木選手が殊勲賞を獲得して)そうですね。もうみんなで「颯(はやて)さんを優勝キャプテンにしよう、そして、最後胴上げしよう」という話をスローガンでやってましたので、それが達成できてうれしいです。鈴木はこの大会の前ぐらいにようやく上向いてきたと私は感じていて、正直それまで多分 4年間で一番プレーが仕上がってない感じだったので、ちょっと焦ったんですよね。でも、自分よりも本人がそういうふうに思っていなければ余計なことになると思ったので、彼を信じつつ、卒業生がたくさん来てくれたので、彼らがいろいろサポートしてくれて、いろんな会話をしながら調整して調子をあげできたのが良かったかなと思います。
 決勝戦は、先ほども言ったんですけども、どことやっても当然負ける可能性があって、でも、どこやっても勝てる可能性があってということだったので、最後まで自分たちがこれまで準備していけたことを出し切ってやるだけだという話をしながら臨みました。
 去年負けてから、日本リーグの前期が終わって、もうこの優勝だけを考えて突っ走ってきたので、次の目標は今はちょっと考えれてないです。
 鈴木は男らしいというか、どんなことあっても絶対他責にしないというか、やはり自分がこうやっていくんだ、何があっても言い訳もせずにやっていくという子なので、選手というしてというよりは、一人の人間としてすごく私も好きですし、だからこそまあみんなもチームメートも同じだと思うんですけども、明るいですし、なおさら優勝をキャプテンにしてあげたいという思いはありました。

【2位】明治大

明治大は惜しくも4年ぶりの優勝に届かず

飯村(右)/木方のダブルスはレベルの高い連係で愛工大に一矢報いた

 法政大、埼玉工業大、早稲田大と関東勢を連破して決勝進出を果たした明治大。決定力の高いドライブの飯村と緩急のあるプレーの木方を中心にに、ラリー戦に強い芝ら野田学園高OB勢を主軸に確実に得点を重ねた。

【3位】日本大

惜しくも決勝進出を逃したが、トーナメントを大いに盛り上げた
吉山僚一(4年)と和希(1年)の兄弟で優勝を目指したが、愛工大に行く手を阻まれた

 創部百年で、スーパールーキーの吉山和希を迎え、33年ぶりの優勝を狙った日本大だが、準決勝の愛知工業大戦で惜しくも敗れ、決勝進出を逃した。

【3位】早稲田大

エース濵田一輝が卒業した早稲田大だが、エースの徳田と弟の濵田尚人の奮闘で表彰台

 早稲田大は、徳田と濵田の二本柱で今大会に臨んだ。全日学王者の徳田にスマッシュを多用する独特のプレーの濵田で、着実に勝ち点を重ねた。

詳しい記録はこちらから
関東学生卓球連盟:https://www.kanto-sttf.jp/

(取材=佐藤孝弘)



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