1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. インターハイ
  5. 大阪インターハイ2026
  6. 大阪インターハイ 男子学校対抗は愛工大名電が王座返り咲き

大阪インターハイ 男子学校対抗は愛工大名電が王座返り咲き

 高校生たちの祭典、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の卓球競技が8月12~17日にかけて、大阪府のAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催される。
 競技4日目の8月16日は男子学校対抗準決勝と決勝が行われ、愛工大名電(愛知)が2年ぶり23回目の優勝を飾った。

▼男子学校対抗準決勝の結果
野田学園(山口) 3-1 遊学館(石川)
○中城 3(8,7,8)0 平塚
○中野 3(8,9,-5,7)1 馬渕
 岩井田/中野 2(-9,-8,5,7,-8)3 馬渕/小野○
○岩井田 3(5,2,5)0 小野
 島田 - 太田

愛工大名電(愛知) 3-1 育英(兵庫)
 原井 2(5,-8,-8,10,-13)3 松島○
○髙森 3(8,7,9)0 松友
○持田/月原 3(-9,9,5,-7,8)2 西面/松島
○持田 3(7,7,-9,-9,9)2 西面
 月原 - 日髙

▼男子学校対抗決勝の結果
愛工大名電(愛知) 3-2 野田学園(山口)
 立川 2(6,-11,12,-6,-4)3 中城○
○月原 3(-6,9,-4,7,10)2 岩井田
 持田/月原 0(-9,-5,-6)3 岩井田/中野○
○持田 3(9,11,-12,10)1 中野
○原井 3(11,8,8)0 島田

【優勝】愛工大名電(愛知)

愛工大名電が2年ぶり23回目の高校日本一

2番の月原が野田学園のエース岩井田を粘り倒す

5番の原井が一足お先に島田にリベンジ勝利

愛工大名電のエース持田が驚異的なブロックを見せた

勝利を決めた瞬間、恩師の胸に一直線で向かう

「これまでで一番うれしい優勝」と今枝監督。ヒーローを熱い抱擁

【2位】野田学園(山口)

急成長の中城が前半起用に応えて先取点を挙げた

エース岩井田は終盤のリードをものにできなかった

強力コンビの活躍で連覇に王手をかけたのだが・・・

この悔しさをバネに来年の巻き返しを目指す

 男子学校対抗は連覇を目指す野田学園(山口)と2年ぶりの王座返り咲きを狙う愛工大名電(愛知)が栄冠を争った。両校の決勝での対戦は2022年宇和島インターハイ以来で、そのときは愛工大名電が勝利を収めている。
 今大会の決勝は2台進行で行われ、1番は中城vs立川、2番は岩井田vs月原というカードでスタートした。
 野田学園は全日本ジュニア2位の中城で先行を狙う。一方の愛工大名電はルーキーの立川を起用した。結果は逆転で中城が先取点を挙げるのだが、立川が2対1とリードして"いけるぞ!"という雰囲気を作れたことが他の選手の奮闘につながったのかも知れない。
 同時進行の2番。後輩の頑張りを目の当たりにして2年生の月原に力がみなぎる。野田学園のエース岩井田駿斗に先手を取られながら、快速を飛ばして左右に動き回って打ち返す。最終ゲームは岩井田がスパートをかけてリードするも、月原が驚異的なラリーで盛り返してゲームオールジュースで1点をもぎ取った。
 1対1で迎えたダブルスは4番と選手が重複するため1台進行となった。これでバタバタした流れが落ち着いて、野田学園の岩井田/中野が力を発揮する。愛工大名電の持田/月原に付け入る隙を与えず完封勝ちし、野田学園が連覇に王手をかけた。野田学園は後半に前回のシングルスでベスト8入りしている中野と島田が控え、会場にも野田学園がV2を決めるのか、という雰囲気が漂い始める。
 しかし、再び2台進行に戻ると流れが一変。4番の中野vs持田、5番の島田vs原井とも、第1ゲームの競り合いを愛工大名電の2人が奪い、野田学園に暗雲が立ち込める。
 島田と原井は直前の男子シングルス4回戦で対戦し、島田が3対0で勝利している。しかし、第1ゲームは20-18、第2ゲームは16-14と僅差で、そこに活路を見いだしていた今枝監督の起用に原井が応える。島田の大きなスイングの両ハンドを上から押さえてラリーに持ち込んで、一気に3ゲームを奪って一足先に5番の勝利を確定させた。
 これで4番が実質ラスト状態となり、中野と持田の試合に視線が注がれる。先に攻めてパワーで押し切ろうとする中野に対し、持田は持ち前のバックハンドを中心とした手堅い攻守にミスがない。第2ゲームから第4ゲームまでジュースで張り合う展開が続くが、最後まで強い気持ちを切らさずに戦った持田が粘り勝ち。勝利の瞬間、両手を広げて恩師の胸に駆け寄った。
 結局、愛工大名電が4番と5番を連取して、見事に2年ぶりに高校日本一の座に返り咲いた。

 2連覇目前からまさかの大逆転負けを喫した野田学園。昨年の優勝に貢献した岩井田、中野、島田の2年生トリオに加えて、中城が急成長して全日本ジュニア2位となり、ダブルスは元全日本2位の岩井田/中野という超強力な布陣だったが、決勝では2年生トリオがシングルスで3失点し、無念の王座陥落となった。
 しかし、来年も主軸の3選手は残るため、今回の悔しさをバネに巻き返しを図ることだろう。

【3位】育英(兵庫)

育英は松島翔空が先取点も、名電にリベンジを許した

【3位】遊学館(石川)

今年も野田学園に敗れたが、ダブルスで一矢報いた

 準決勝2試合は昨年と同じ顔合わせとなり、3位は育英(兵庫)と遊学館(石川)となった。
 育英は昨年の準決勝で愛工大名電の9連覇を阻止して会場をどよめかせたが、今年は無念のリベンジを喫した。昨年決勝点を挙げた松島翔空が先取点を挙げる活躍を見せたが、エースダブルスの西面/松島が競り負けたのが悔やまれるところだろう。
 昨年は野田学園に完封負けをくらった遊学館。今回も前半で2失点して苦しい展開となったが、ダブルスの馬渕/小野が岩井田/中野から星を奪ってなんとか一矢報いた。

卓レポXでは大阪インターハイの熱戦の模様を速報予定です。ぜひご覧ください!

詳しい記録は下記大会公式ページの競技記録結果(外部サイト)まで
https://kirokukensaku.net/0IH26/discipline_060_20260813.html

(取材=卓球レポート)



\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事