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大阪インターハイ 女子学校対は四天王寺が優勝し、王座奪還!

 
 高校生たちの祭典、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の卓球競技が8月12~17日にかけて、大阪府のAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催される。
 競技4日目の8月16日は女子学校対抗準決勝〜決勝が行われ、四天王寺(大阪)が優勝を果たした。

▼女子学校対抗準決勝の結果
星槎横浜(神奈川) 3-1 リベルテ(大阪)
○牧野 3(9,-8,-7,7,9)2 香川  
 髙橋 1(-4,-9,4,-7)3 竹谷○
○牧野/櫻井 3(-8,5,-11,3,4)2 竹谷/伊藤
○櫻井 3(-14,6,5,-9,4)2 伊藤  
 藤本 - 佐藤

四天王寺(大阪) 3-2 正智深谷(埼玉)
○渡会 3(-9,7,-8,8,7)2 高田
○髙森 3(9,9,9)0 熊田  
 髙森/新谷 2(-8,8,-4,-11)3 熊田/伊藤○  
 新谷 2(-8,-9,11,-8)3 鬼頭○
○井上 3(-6,8,7,5)1 伊藤


▼女子学校対抗決勝の結果
四天王寺(大阪) 3-1 星槎横浜(神奈川)  
 新谷 1(-5,12,-10,-9)3 髙橋○
○井上 3(6,7,-6,6)1 櫻井
○井上/渡会 3(10,8,7)0 髙橋/倉嶋
○渡会 3(9,10,-7,4)1 牧野  
 髙森 - 藤本



【優勝】四天王寺(大阪)

昨年のリベンジを果たし、三年ぶりの王座奪還!

決勝2番と準決勝のラストで勝利した井上は殊勲賞を獲得

井上(右)/渡会が髙森へつなぐ思いを力に変えて躍動

渾身の速攻で決勝点を挙げた渡会

記録には残らないが、5番で気迫のプレーを見せた髙森

優勝を決めた渡会は感涙


【2位】星槎横浜(神奈川)

惜しくも昨年に続く連覇ならず

単複に奮戦してチームを引っ張った牧野

牧野とならんで単複出場し、決勝進出に大きく貢献した櫻井

髙橋(左)/倉嶋は四天王寺ペアの気迫に押された

決勝トップで勝利した1年生の髙橋。貴重な経験を積んだ


 星槎横浜、四天王寺、リベルテの3強が優勝候補として挙げられていた今大会。その頂上決戦は、準決勝でリベルテとの激闘を制した星槎横浜と、正智深谷との接戦を3対2で勝ち抜いた四天王寺による、前回大会と同じカードとなった。
 力が拮抗している両チームの勝敗は、オーダーが大きな鍵の1つだが、星槎横浜は、ダブルスをこれまでの牧野/櫻井から、髙橋/倉嶋に変更してきた。対する四天王寺は、ダブルスを準決勝で敗れた髙森/新谷から井上/渡会に変更してきたことに加え、絶対エースの髙森をラストに置くという驚きのオーダーを組んできた。
 1番は星槎横浜のルーキー・髙橋が新谷との激しいバックのつぶし合いを制し、星槎横浜が先制するが、2番は四天王寺の井上が異質ラバーによるバックハンドの変化から鋭いフォアハンドを決めて櫻井を下し、四天王寺がすかさず追い付く。
 この試合は、四天王寺のラストに控える髙森まで回るか回らないかが焦点だったが、その大きな鍵を握る3番のダブルスは、四天王寺の井上/渡会が躍動する。髙橋/倉嶋のバック側を深く突いて揺さぶるプレーでペースを握り、第1ゲームのジュースを物にすると、第2、第3ゲームも勢い止まらず連取して勝利し、優勝を大きくたぐり寄せる。
 2台進行となった4番、5番は、5番の髙森が迫力の両ハンドで藤本を押し込み、優勢に進めていたが、先に4番の渡会が渾身の速攻で星槎横浜エースの牧野を下し、ラストの髙森まで回さずに優勝を決めた。
 試合後、四天王寺の村田充史監督は大胆なオーダーについて「『髙森に回そう』という気持ちでチームがひとつになることを狙った」と明かした。その狙い通り、選手たちはエースにつなぐ思いを力に変え、それぞれが持ち味を存分に発揮して強敵の星槎横浜から髙森抜きで3点を奪い、三年ぶりの王座奪還を果たした。

■四天王寺・村田充史監督のコメント
渡来と井上の2年生二人がしっかり働いてくれたので良かったと思います。
(決勝のオーダーは)高森が3年生最後のインターハイの団体戦ということで、団結力をつけるために、ラストに高森を置いて、『なんとか高森さんに回そう』というみんなの気持ちを固めました。
ダブルスに関しては、(髙森/新谷は)個人戦の女子ダブルスで完敗していたし、インターハイ前から、ちょっと高森と新谷では厳しいかな、というのはありました。なので、井上と渡会の調子が良かったのでそっちで行こうということで、それを高森と新谷にも決勝前に話をして納得してくれたので、それで行きました。(井上/渡会は)素晴らしいプレーで良かったですね。びっくりしました。
 星槎さんには、選抜でリベンジは終わっていたので、昨年のリベンジという思いはなかったですね。今年は星槎さんとリベルテさんのどちらが来るか、予選ではリベルテさんに負けていたので、リベルテさんの対策と星槎さんのどちらが来るにしても準備はしっかりしてきました。
 去年も負けていますし、一昨年は出られてないので、またこれから一つでも多く勝っていけたらなと思います
 

 昨年に続く連覇を狙った星槎横浜だったが、決勝ではエースの髙森をラストに据えるオーダーで力が増した四天王寺にリベンジを許した。3番のダブルスを取っていれば展開は大きく変わった可能性は高いが、今大会の女子学校対抗で初起用となった女子ダブルス2位の髙橋/倉嶋が井上/渡会の気迫の連係に敗れ、流れを四天王寺に明け渡してしまった。
 連覇はならなかったが、準決勝では強敵のリベルテを3対1で寄り切り、さすがの力を見せた。

【3位】リベルテ(大阪)

星槎横浜に敗れ、二年ぶりの優勝ならず

チームを強力に引っ張った竹谷

【3位】正智深谷(埼玉)

11年ぶりの表彰台で存在感を見せた

準決勝の四天王寺戦で勝利した熊田(右)/伊藤


 二年ぶりの優勝を目指したリベルテは準決勝で星槎横浜に敗れた。1番で香川が牧野に敗れるも、2番でエースの竹谷が渾身のプレーでルーキーの髙橋を下し、タイで折り返す展開。勝負のダブルスは先に竹谷/伊藤が2対1として勝利に王手をかけたが、尻上がりに連係が良くなった牧野/櫻井に逆転負けを喫すると、2台進行で行われた4番、5番は先に5番で佐藤が藤本に敗れて勝負あり。その流れのまま4番の伊藤も櫻井にゲームオールで敗れ、決勝進出はかなわなかった。

 もう一方の3位は正智深谷。四天王寺に対して前半で0対2とされるが、3番で熊田/伊藤が気迫の連係で髙森/新谷を下して1点を返すと、4番の鬼頭も粘り強い両ハンドで新谷を下す殊勲を上げ、タイに追い付く。ラストは伊藤が井上の変化速攻に敗れて惜しくも決勝進出はならなかったが、2015年大津インターハイ以来11年ぶりに表彰台まで勝ち上がり、大いに存在感を放った。

卓レポXで大阪インターハイの熱戦を速報中。ぜひご覧ください!

詳しい記録は下記大会公式ページの競技記録結果(外部サイト)まで
https://kirokukensaku.net/0IH26/discipline_060_20260813.html

(取材=卓球レポート)



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