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日本一の練習 野田学園#9 
必修!チキータとチキータへの対応を磨く!

 2025年のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)と全中(全国中学校卓球大会)を制した野田学園中高卓球部(以下、野田学園)の練習を紹介する新企画がスタート!
 野田学園を率いる橋津文彦総監督が、日頃取り組んでいる練習の方法やその根拠、ポイントを包み隠さず教えてくれる。
 練習なくして、勝利なし。中高日本一を果たした野田学園の練習から、最強のメソッドを手に入れよう!
※本文の技術解説は右利きプレーヤー同士の練習を想定しています。

練習の狙い
質の高いチキータの習得と
チキータへの対応力を高める

 前回でも触れましたが、今の時代において、チキータ(台上のボールをバックハンドドライブする技術)は必須の技術です。質の高いチキータを身に付けておかないと、試合で勝ち上がっていくことは難しいでしょう。
 チキータが必須ということは、チキータにしっかり対応できることも必須です。相手にチキータされたときにうまく対応できないと、試合を優位に進めることは難しくなります。したがって、チキータを磨くことと等しく、チキータへの対応を磨くことも欠かせません。
 そこで、今回は、チキータとチキータへの対応を強化するために野田学園で行っている練習メニューを紹介します。

練習内容
3球目でチキータしてからフリーの練習


練習者Aが全面にショートサービスを出し、練習者Bが全面にストップでレシーブ。練習者Aが3球目でストップレシーブをチキータし、練習者Bがチキータを全面にフォアハンドまたはバックハンドでブロックまたはカウンターしてフリー。

練習のポイント
チキータは相手のストップのコースの読み切る
チキータに対しては低い姿勢を保って打ち返す

 この練習は、サービスをする選手が3球目でチキータをし、レシーブをする選手がチキータに対して両ハンド(フォアハンドまたはバックハンド)でブロックもしくはカウンターしてからフリーになる練習です。
 チキータの質とチキータへの対応を強化するためには、チキータする選手は「チキータを覚える→チキータの質を高める」、一方のチキータを受ける選手は「チキータを返球する→チキータを狙い打つ」と段階的にレベルを上げていく必要があります。そのためには、コツをつかむというより、「慣れ」が必要です。今の卓球で勝つためにはチキータとチキータへの対応の両方を磨くことが避けて通れないため、野田学園ではこの練習に多くの時間を割くようにしています。
 チキータの質を高めるポイントは、前回も述べましたが、「相手のコースを読んでチキータする」ことです。ボールが来てからチキータをしにいくのでは質の高いチキータはできません。相手の動きやラケット角度などから、「このコースにストップが来る」と読み切った上で、いち早くボールに近づき、チキータの体勢をつくることが大切です。
 一方、チキータに対応するポイントは、「低い姿勢を保つ」ことです。チキータに押されて体が浮いてしまうと(上体が起き上がってしまうと)思うように対応できません。低い姿勢を保つことで、チキータをしっかり打ち返すことができます。

ストップに対するチキータ



チキータに対するフォアハンドドライブ



 次回は、安定性を高めることを目的に3人1組で行う練習を紹介します。お楽しみに!

↓動画はこちら

(取材/まとめ=卓球レポート)

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