卓球の世界におかえりなさい!
「もう一度、あの強さを取り戻したい」「子どもたちと卓球を楽しみ直したい」「まずは運動不足の解消から」──。
そんなさまざまな思いを胸に、再びラケットを握った皆さんを応援する「おかえり卓球」。
その第2弾では、皆さんの用具選びを、渋谷浩が全力でサポートします。
長く卓球から離れていた方ほど、今の用具の進化に驚くはず。そこで、トップ選手への用具アドバイスを長年担い、自身も徹底した用具へのこだわりで知られる元全日本王者・渋谷浩が、 「卓球を再開する方」 に特化した用具選びを後押しします。
↓詳しい解説は動画でお楽しみください↓
小学生のとき以来!?
渋谷浩、久々の卓球ショップ訪問
入店前に、父(渋谷五郎)に連れられて、名古屋の卓球ショップを訪れた時の思い出を語ってくれた渋谷浩。久々のショップ訪問に「ワクワクする」と胸を躍らせていた渋谷が豊富な品ぞろえでおなじみの国際卓球さんにお邪魔しました。
渋谷浩、本気の用具選び
まずは、自分が使うラケット&ラバーを本気で選ぶ
「おかえり卓球」視聴者の皆さんへの用具アドバイスに先駆けて、久々の卓球ショップ訪問に刺激を受けた渋谷がまず「自分が卓球を再開するなら」を想定して、用具を選びました。
カット主戦型 渋谷浩用(裏ラバー × ツブ高ラバー)
この組み合わせだと、フォア面のテナジー05ハードでカットをすると弾まない、攻撃すると(ドライブを打つと)弾むのが特長です。バック面のイリウスSは、攻撃力は足りないかもしれませんが、久しぶりに卓球を再開する上で、まずは、コントロールと切れ味を戻したいと思います。
渋谷浩、本気の用具選び
カット主戦型で再開するならこの用具!
ここからは、卓球を再開する視聴者の皆さんのために、戦型に応じた用具を渋谷浩が提案します。
カット主戦型①(裏ラバー × 裏ラバー)
カット主戦型②(裏ラバー × 表ラバー)
バグラーは自分から回転をかけるのは得意ではありませんが、コントロールしやすく、カットが非常に切れます。アンチラバーに近く、ブロックをしたときなど、相手にとって嫌な変化ボールを出すことができます。
カット主戦型③(裏ラバー × ツブ高ラバー)
ダイオードVはある程度弾みがあるラケットなので、バック面のフェイント ロングⅢにはクッションを付けたい、ということでスポンジ厚は1.1にしました。やはり、カットは切りたいので回転をかけやすく、攻撃もしやすい1.1をオススメします。
渋谷浩、本気の用具選び
ドライブ攻撃型で再開するならこの用具!
シェーク攻撃型①(裏ラバー × 裏ラバー)
スピード、ボールの威力はそれほど求めていませんが、使いやすく、回転もかけやすい組み合わせです。バック面のテナジー05FXはツッツキが切れますし、ブロックもやりやすい点もオススメです。
シェーク攻撃型②(裏ラバー × 裏ラバー)
特殊素材入りのラケットならこの組み合わせ!フォア面はオールマイティーなディグニクス05。バック面は方向安定性が高く、ブロックが安定するディグニクス64。ブロックに回転をかけて伸ばしたいという方にはディグニクス80をオススメします。
渋谷浩、本気の用具選び
異質攻守型で再開するならこの用具!
シェーク異質型①(裏ラバー × 表ラバー)
バック面表ラバーの異質型の方にオススメするのはある程度弾みがあって、ナックルも出しやすいティモボル ALCです。フォア面には回転量の多いディグニクス09C、バック面にはバランスのよいインパーシャルXBで連続攻撃ができる用具です。
シェーク異質型②(表ラバー × 裏ラバー)
バックハンドドライブでチャンスを作ってフォアハンドスマッシュで決めたい方向けの組み合わせです。ブレードは表ラバーの良さを引き出すレボルディア CNF、フォア面はスマッシュの威力が出るインパーシャルXS、バック面にはフォア面とのボールの質の落差が出やすいようにディグニクス09Cを選びました。
渋谷浩、本気の用具選び
ペンホルダーで再開するならこの用具!
ペンドライブ型①(裏ラバー)
私たちの世代では多い戦型ですね。足を使ってフォアハンドドライブ主戦でプレーする方向けの組み合わせです。檜単板のブレードに、ラバーはスマッシュも打ちやすいディグニクス64をオススメします。ラバーのカラーはやっぱりレッドですね!
ペンドライブ型②(裏ラバー × 裏ラバー)
今の時代に再開するなら裏面にもラバーを貼りたいという方は多いでしょう。そんな方には裏面に回転性能の高いディグニクス09Cを貼ってチキータにも挑戦してもらいたいですね。
稲垣さんのショップ店員ならではのアドバイスもお見逃しなく!
↓動画はこちら
おかえり卓球〜渋谷浩、本気の用具選び〜
(まとめ=卓球レポート)




