トップ選手たちが大舞台で魅せた得点シーンにフォーカスする「世界のワンプレー」。初回のシリーズは、世界卓球2026ロンドンで繰り広げられた名勝負の中から選りすぐってお届けしていく。
今回は、王曼昱(中国)のバックハンドが光るプレーを紹介しよう。
安定した連打から機を見て球威を高め、得点を奪う
今回は、中国対韓国の女子団体準々決勝の1番で王曼昱(中国)が見せた得点シーンを紹介する。
バック側に来たロングサービスに慌てることなくバックハンドドライブでレシーブして相手のミドル(右利きの相手の右腰あたり)を突くと、その後も連続でバックハンドドライブでミドルを攻め立て、最後はさらに球威を上げたバックハンドドライブで厳しくバック側を突いて得点したラリーだ。
打球するたびに徐々に鋭さが増していくような、いかにもラリーの強さに定評のある王曼昱らしい連続攻撃だが、注目してほしいのは得点した4回目のバックハンドだ。
その前のバックハンドで相手を押し込んだことで、「さらに強く行ける!」と察した王曼昱は、より前方向へコンパクトにスイングして早い打球点を捉え、球威を上げて得点に結びつけている。オーバーミスを防ぐための、ラケットを下に押さえつけるようなフォロースルー(打球後のラケットの動き)も注目ポイントだ。
そのほか、連続で打球しても全くぶれない前傾姿勢と、打球後の素早い戻りも参考になる。
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(取材/まとめ=卓球レポート 映像/写真提供=ITTF)




