令和7年度全日本卓球選手権大会(団体の部)が、10月17〜19日まで、青森県のカクヒログループスーパーアリーナ(青森市総合体育館)で開催される。同大会は、各カテゴリーのトップチームから男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を争う大会だ。
大会2日目の10月18日は、女子団体予選リーグ最終戦と決勝トーナメント1回戦(準々決勝)が行われ、ベスト4が出そろった。
※写真は伊藤詩菜(愛知工業大学)
▼女子団体準々決勝の結果
中国電力ライシス 3-2 レゾナック
○枝廣 3-2 出雲
木村 2-3 出澤○
○中森 3-1 矢島
枝廣 2-3 出澤○
○木村 3-2 出雲
サンリツ 3-1 愛媛銀行
永尾 2-3 塩屋○
○牛嶋 3-1 木塚
○三村 3-0 泉田
○永尾 3-1 木塚
牛嶋 - 塩屋
愛知工業大学 3-0 ジュニアナショナルチーム
○面田 3-0 松島
○伊藤 3-1 山室
○藤田 3-1 伊藤
面田 - 山室
伊藤 - 松島
デンソーポラリス 3-1 十六フィナンシャルグループ
小畑 2-3 田村○
○野村 3-2 鶴岡
○菅澤 3-0 加藤
○野村 3-1 田村
小畑 - 鶴岡
昨年5冠を達成した中国電力ライシスと、前期日本リーグ優勝・レゾナックの優勝候補同士の一戦は、ラストまでもつれる接戦の末、ディフェンディングチャンピオンの中国電力ライシスが勝利。レゾナックのエース・出澤に2点を奪われるが、出場選手全員が1点を取る層の厚さでレゾナックをわずかに上回り、4強に勝ち上がった。
サンリツは愛媛銀行に勝利し、準決勝進出。トップでエース格の永尾が塩屋の軽快な両ハンドに敗れて暗雲が立ち込めかけたが、2番以降をしっかり押さえて勝ち切った。
インカレ王者の愛知工業大学はジュニアナショナルチームにストレートで快勝し、準決勝に駒を進めた。インターハイ2位の山室、ホープス優勝の松島、全中3位の伊藤の布陣で臨んだジュニアナショナルチームだったが、学生王者の球威に押され、勝利には届かず。
実業団優勝のデンソーポラリスは十六フィナンシャルグループを3対1で下してベスト4へ駒を進めた。絶対エース・橋本が不在の中、主将の野村が気迫の速攻で2点を叩き出し、チームを勢いに乗せた。
【女子団体準決勝の組み合わせ】
中国電力ライシス - サンリツ
愛知工業大学 - デンソーポラリス
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会内大会サイト:https://jtta.or.jp/tour/30187
(取材=卓球レポート)




