プロ卓球 Tリーグ2025-2026プレーオフ 男子ファイナル
2025年3月27日、ノジマTリーグ2025-2026シーズンのプレーオフファイナルが国立代々木競技場第二体育館(代々木第二体育館)で開催。
2年ぶりの年間王者を目指すレギュラーシーズン1位の木下マイスター東京と、初めてプレーオフの切符を手にしたレギュラーシーズン2位の金沢ポートが対戦。レギュラーシーズンは木下が3勝2敗と勝ち越しているが、通算勝利数の差はわずかに1ということで、熱戦が期待された。
なお、レギュラーシーズンの成績によるアドバンテージ(両チームの勝ち点差)で、金沢ポートは木下マイスター東京が指定する2マッチのオーダーを事前に開示。木下マイスター東京は2番と3番を指定し、田中佑汰選手と張禹珍が出場することがわかった上でオーダーを組んだ。
1番ダブルスは林昀儒/閻安が打ち合いを制す
いよいよ試合開始。トップはTリーグならではの方式でダブルスからスタート。
木下は林昀儒と元中国代表の閻安のコンビを投入。 一方の金沢は今シーズンのベストペア賞を獲得した小林広夢(パートナーは𠮷田雅己)と、今シーズンのダブルス初出場となる張禹珍を起用。
試合は立ち上がりから木下ペアの動きが良く、6-0として先行した。第2ゲームは金沢ペアがループでラリーにしてから動く展開を作り、閻安のバックを突いてゲームを奪い返した。
1番のみ3ゲームスマッチで、最終ゲームは6-6からというTリーグスタイル。あっという間に8-8まで進むと、ここから木下ペアがカウンターで攻め込んで貴重な先取点を手にした。
2番は川上流星が田中佑汰との打撃戦を振り切る
続く2番、オーダーの事前開示で金沢は田中佑汰が指名された。これに対して木下はU19の世界ユース王者・川上流星をぶつけた。
2月の世界卓球日本代表選考会では川上が勝っているが、今日は田中がペースを握る。田中はファイト満々のプレーで押し込んで5-9として先行。第2ゲームは川上が6-7とされてたまらずタイム。ここで力が抜けた川上がひっくり返して1対1に。追いついたものなかなかペースをつかめない川上に対して、田中がカウンターを交えた攻守で奪い返して再びリード。第4ゲームは中盤の競り合いで川上が速さと回転を織り交ぜて取り返してゲームオールに。
6-6からの最終ゲーム。受け身にならずフォアで動く川上が田中の両ハンドを押し切って、木下が王座奪回に王手をかけた。
3番、林昀儒が完封勝ちで木下が年間王者に返り咲き
3番も金沢のオーダーが開示され、エースの張禹珍が投入された。木下は今シーズンのシングルス7勝無敗の林昀儒をぶつけた。
世界ランキング7位の林昀儒と10位の張禹珍というアジアを代表するトッププレーヤー同士の戦いは好ラリーが展開され、2400を超える観客からため息が漏れる。
第1ゲームの中盤から林昀儒のフォアハンドがストレートに決まり始めて張禹珍の強打を上回り、一気に2ゲームを奪って栄冠に後1ゲームと迫った。
第3ゲームも3-3から林昀儒が3球目でフォアドライブを打ち抜いて、張禹珍がたまらずタイム。しかし、緩めない林昀儒が鋭い両ハンドを左右に決めてチャンピオンロードを突き進んだ。
結局、林昀儒が張禹珍にストレート勝ちを収め、木下マイスター東京が金沢ポートを完封。見事に2年ぶり5回目の年間王者に輝いた。
■プレーオフ 男子ファイナル
木下マイスター東京 3ー0 金沢ポート
1番 ○林昀儒/閻安 2(6,-5,9)1 小林広夢/張禹珍
2番 ○川上流星 3(-7,10,-8,8,8)2 田中佑汰
3番 ○林昀儒 3(8,6,7)0 張禹珍
4番 松島輝空 - 谷垣佑真
詳しい記録はこちらから
ノジマTリーグ2025-2026プレーオフ 男子ファイナル
https://tleague.jp/schedule/detail.php?id=1276
(取材=卓球レポート:兼吉秀洋)




