ラケット生産2018年入社 人文学部卒業松郷 大樹
卓球用具への探究心からタマス入社を決意。現在はラケット生産を行う。メーカーの肝となる機械設備の管理を行う中で知った、タマスの「ものづくりの裏側」や、失敗から学んだことについて聞いた。
私は生まれてから大学を卒業するまでずっと新潟県に住んでいました。就職してからも変わらず地元に残ろうと思っていたため、就職活動は県内のものづくりをしている企業数社に絞って行っていました。ただ、中学から続けていた卓球をプレーする中で、いつも「ラケットってどうやって作っているんだろう」「球を打ったときの感触の違いはどうやって出しているんだろう」と、ものづくりとしての卓球用具が気になっていたんです。
バタフライは学生だった当時、少し値が張るので毎回は買えないものの憧れのブランドで、大事な大会の前には必ず使う必要不可欠な存在でした。ふと、タマスで卓球用品の生産に関われるのであれば地元を離れてもいいなと思ったのがきっかけで、エントリーを決意しました。
結局、地元以外の企業でエントリーしたのはタマスだけでしたね。そして縁があり採用通知をいただき、慣れ親しんだ地元を離れて憧れのタマスへ入社しました。
入社後は、就職活動時から希望していたラケット生産の部署に配属されました。選手時代から興味のあった用具を自分の手で作り出せるということで非常にうれしかったのを覚えています。
現在は、機械の管理業務を担当しています。機械が故障すると修理のために機械を止めなければならないので、その前にメンテナンスをして少しでも故障の可能性を低減させることが業務の大きな目的です。
配属されて少したった頃、機械設備のトラブルがあった時にそれ以前のトラブルの経験から「きっとこれが原因だろう」と最初に決めつけて対応してしまったことがありました。実際は、原因は別のところにあったため、自分の判断ミスでトラブルの解消が遅れてしまったんです。
機械が止まるということは、その分生産も止まってしまい会社の損失にもなりかねないため、大きな責任があります。その時はかなり焦りましたね。その後、なんとかトラブルは解消されたのですが、その失敗を失敗のままで終わらせないようにと先輩も一緒になって対策を考えてくれました。
それからは一つの視点に固執しすぎないこと、先入観にとらわれないことを意識し、同じような判断ミスはしないようになりました。
いつも先輩からやってもらっていることなのですが、これから私に後輩ができるとしたら、一緒に考えて互いに成長できる先輩になりたいです。これまで私が失敗したときやうまくいかないことがあったときには、先輩が一緒になって何が原因か、どうすれば解決できるかを考えてくれたおかげで成長できているという実感があるので、私もそうやって次世代につなげたいと思っています。
私が携わる仕事には、一人で完結できることは何一つありません。一人一人が自分だけの仕事をやりやすくしただけでは、よいものづくりには結びつかず、前後の工程との流れを意識して全体最適を考える必要があることを常に念頭において仕事にあたっています。
これは、社内研修で教わった考えなのですが、実際に働いていても本当に大切な考え方であると実感していますし、バタフライ製品の良さを裏付ける要素でもあると考えています。
私のタマスでの仕事の始まりはバタフライ製品の良さを知ったことがきっかけでした。今まさにバタフライのラケットを使ってくれているお客様、さらにはこれから卓球に興味を持ちバタフライのラケットを使ってくれる未来のお客様にも私たちの作る製品の良さを知ってもらえるよう、チーム一丸となって頑張っていきたいと思っています。
50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180人
従業員数
※2023年12月1日現在
1950年
創立
数字で見るバタフライ
バタフライを数字でご紹介いたします。
50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180名
従業員数
1950年
創立
4拠点
海外拠点
(ドイツ・中国・韓国・タイ)
280名
契約選手数
41歳
平均年齢
43歳
管理職の平均年齢
4%
離職率
※過去10年間の新卒採用者
125日
年間休日数
14日
平均有給休暇取得日数
100%
産休復帰率
※過去10年間の実績
6:4
男性:女性の割合
6:4
文系:理系の割合
6:4
卓球経験:未経験の割合
6:4
新卒:中途の割合
※2023年12月1日現在
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