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ディグニクス大特集③ 薄く捉えた時、特徴が全開に

 スプリング スポンジXに、球持ちのよいシートを組み合わせたディグニクスは、打球に回転をかけやすいという特徴がある。特に、ボールを薄く捉えた時の回転のかかり方は、ディグニクスの大きな特徴だ。株式会社タマス(バタフライ)研究開発チームの福田は語る。

「球持ちの良いシートと弾むスポンジを組み合わせたことで、ディグニクスは打球に回転をかけやすく、打球が弧線を描きやすいという特徴を得ました。打った球が回転によって弧を描き、特に終盤にぐっと沈むように弧線を描くので、相手コートにしっかり収まります。
 また、ボールが飛び出す方向が、これまでのラバーとは違っています。図(下の写真)を見てください。ボールを薄く捉えた時、多くのラバーでは青い矢印の方向にボールが飛び出すのが、ディグニクスの場合は赤い矢印の方向にボールが飛び出します。スイングしているのと同じ方向にボールが飛び出していくわけです。テナジーにも同様の特徴はありますが、ディグニクスはこの特徴がより顕著になりました。
 ですから、ボールを薄く捉えて(上へではなく)前へ振った時に、質の高いボールになります。この特徴は、相手のループドライブに対して回転をかけ返してカウンタードライブする時や、チキータをする時に、より強く感じられると思います」


 この福田の説明を裏付ける興味深いコメントが、ボル(ドイツ)より届いている。ボルは長年、両面に『テナジー05』を使用していたが、現在はバック面に『ディグニクス05』を使用。バックハンドでより攻撃的にプレーできるようになったと感じているそうだ。

「今までは、相手からバック側にボールを集められ、つなぎのドライブで返していた場面がありました。けれど、ディグニクスにしてから、今までつないでいた球でも、しっかり回転をかけて打ち返すことができます」


 ここで『ディグニクス05』『ディグニクス64』『ディグニクス80』という3つのディグニクスの違いについて触れたい。研究員の福田は言う。

「ディグニクスのシリーズ全体の特徴はこれまで述べた通りですが、ディグニクスシリーズ3種類を比較すると、ディグニクス05の特徴は回転です。特に、ボールを薄く捉えたときに質の高い球になり、前陣でのカウンターやチキータなどがやりやすいラバーですね。
 ディグニクス64は、後陣でのドライブの引き合いが楽にできると思います。また、前陣でのブロックも得意なラバーです。
 ディグニクス80は、ディグニクス05とディグニクス64の中間のようなラバーで、オールラウンドプレーヤーに向いていると思います。オールラウンドプレーヤーと言えば、水谷隼選手(木下グループ)もディグニクス80を使っていますね。また、ディグニクス64では飛びすぎてしまうと感じる方にも、ディグニクス80は向いていると思います」

文=川合綾子
写真=佐藤孝弘

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