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世界卓球2026ロンドン 
大会10日目(5月7日) 男子団体、メダル確定の日本チームのコメント

 世界卓球2026ロンドンが、イギリスのカッパー・ボックス・アリーナとOVO・アリーナ・ウェンブリーで4月28日〜5月10日にかけて開催される。
 4月28日〜5月3日にかけて行われた予選リーグのステージ1Aステージ1Bが終了し、ステージ2の決勝トーナメントに進む32チームが決定。5月4日から決勝トーナメントがスタートした。
 大会10日目の5月7日は、男子団体準々決勝が行われ、日本がドイツを3対1で破り、銅メダル以上を確定させた。ここでは試合後の日本チームのコメントを紹介する。
【詳しい試合方式や組み合わせは、男子団体の見どころ女子団体の見どころをチェック】
※写真は左から戸上隼輔張本智和松島輝空。準々決勝後のミックスゾーンにて。

岸川聖也日本男子NT監督
「準決勝も絶対にチャンスがある戦いになる」

--今日の試合はいかがでしたか?
 張本が最高のスタートを切ってくれたので、チームに勢いを与えてくれました。1番の試合としては、最高のプレーでした。
 2番の松島もあんなもんじゃないと思ってたので、ダン・チウ選手相手にも普段のプレーができれば絶対に勝てると思っていたので、今日はプレー内容も本当に良かったですし、メンタルも良かったので、ダン選手に勝ってくれて2対0とリードできたのはチームとして本当に良かったかなと思います

--岸川監督は松島選手とお話はされたんですか?
「自信を持っていけ」と、相手がラッキーなボールが多かったり、自分の調子がベストパフォーマンスではなくてちょっとネガティブになっていることが多かったので、選手はコート上でポジティブに行こうと言って、調子いいと思い込むしかないし、ラッキーもついてくると思うしかないので、コート上ではポジティブに行こうという話は智和と輝空にはしました。

--3番の戸上選手は、今日の試合は難しい展開でした。
 びっくりしましたね。チームが勢いをつけてくれて2対0で回してくれているのに、スタートから表情を見ても自信がなさそうでしたし、体も動いていないし、本来のプレーは全くできていなかったので、(原因は)メンタルですね。
 チームが2対0だから勢いでいきたいところでいけないことが彼の性格上多いので、そこは改善していかなきゃいけないですし、チームとしてもどうにかした方が団体戦で勝てる試合が多くなると思います。頑張ってはくれましたけど、今日の内容では勝つことは難しかったかなと思います。

--4番の張本選手はどうでしたか?
 自分で決めるんだという強い気持ちで戦ってくれました。ダン選手には予選で負けてしまっていたので、今回は自分で決めるんだという強い気持ちで戦ってくれました。
 ダン選手も前半で出て負けていたので、いつものプレーはできていませんでした。2ゲーム目は2点差のゲームだったけど、2ゲーム目も取れたのが大きかった。1ゲームでも取られていたら少しわからない試合になっていたと思うので、最後のゲームも大量リードから追いつかれましたけど、そこで逆転されることなく、しっかり3対0で勝てたというのは彼のメンタルが素晴らしいのだと思います。

--2大会ぶりにメダル奪還に関してはどんな気持ちですか?
 前回大会は僕自身は代表チームに帯同もしていなかったので、どういう大会だったかというのはあまり記憶にないんですけど、しっかりメダルを獲得できたこと、そして準決勝も絶対にチャンスがある戦いになると思います。明日一日しっかり休めるので、しっかり休んでしっかり練習して試合に臨みたいです。今日みたいな試合ができれば、結果はついてくると思うので、まだまだ頑張りたいと思います。

--これまで出場機会がない宇田選手や篠塚選手もベンチで大きな貢献をしていると思います。残り2試合で強い相手を迎えるにあたってチームの状態は?
 彼らを大会の序盤で使う予定もあったんですけど、なかなか毎試合ベストメンバーで行った方がいいようなリーグ戦の流れになってしまいました。それでも2人はいつ出てもいいように準備してくれていますし、出ないときにもベンチでサポートや練習相手もやってくれています。2人にもちゃんと話してベンチでサポートをしてくれているので、そこは2人にも話して納得してくれたので、オーダーも考えながら後に試合やっていけたらいいかなと思います。

--次の準決勝に向けてどのように準備をしますか?
 明日は休んで、しっかり練習して、フレッシュな形でチーム一丸となって、どちらが相手でも今の日本は勝てると思うので、ここで緩まずに明日も準備して気持ちを保って準決勝に臨みたいと思います。

張本智和
「メダルマッチは準備や一球一球の重みがまったく違う」

--2大会ぶりのメダル獲得の喜びを聞かせてください。
 まずは本当に嬉しいですね。前回(世界卓球2024釜山大会)メダルを獲れなかったので、世界卓球2022成都大会ぶりにメダルを取れたことは嬉しいです。成都大会では銅メダルで満足していましたけど、今のチームは「金」を目指せるチームなので、嬉しいけど通過点であることには変わりありません。次の試合は、もっとより良い色のメダルに変えていくだけ。メダルを取ることと同じくらいメダルの色を変えるのは大事なことだと思うので、メダルマッチと同じ気持ちで次も戦いたいと思います。

--第1試合(デュダ戦)は完璧な内容だったのではないでしょうか?
 そうですね。正直、昨日までの調整の仕方や気持ちの入れ方が、練習と試合くらい違うというか。昨日までももちろん100%でやっていましたけど、メダルマッチのかけ方はレベルが違ってくるので。練習時間も、いつもより10分~20分細かいところを増やしましたし、試合に入る準備だったり、一球一球に対する重みのレベルが全く違うので。予選でドイツに負けたことはもうどうでもいいくらい、それは調子に乗っているとかではなく、本当にレベルが違う次元のものなので、今日は本当にそれだけの準備をして、それだけのプレーができたというだけだと思います。

--大事な試合にピークを合わせていくというのも上手くなったと思いますが、いかがですか?
 分かりやすい例で言えばモーレーゴード(スウェーデン)じゃないですかね。WTTでは100%ではないと思いますが、(オリンピックや世界卓球など)主要大会ではどれも銀メダルを獲ってます。そういうところで、自分はWTTで結果を残しつつ、主要大会でいいところもありながら、でも、本当に欲しいメダルを獲れてこなかった。なので、初戦から全力で行き過ぎたら最後にガス欠になってしまうので、上手く行けるところは行きながら、予選3試合、トーナメント2試合をやってきました。今日に向けては100%、あわせて残りの試合も100%でやるつもりです。

--第4試合(ダン・チウ戦)の2ゲーム目のジュースはどちらに転んでもおかしくなかったと思いますが、何が勝敗を分けたと思いますか?
 予選ほどダン選手も思い切りはなかったと思うので、最後の台上処理だったり、相手より我慢強く1本絶対入れるというそこの上手さは僕の方があると思っていたので、こういうプレッシャーがかかった場面では自分に分があるのは分かっていました。プレッシャーを含めて最後の1本2本相手に凡ミスがあって、自分に凡ミスがなかったというところで勝てたと思います。3ゲームとも2点差で勝てたのは、本当にこのレベルになってくると、2点差で3対0、もしかしたら0対3だったというのが今日のような試合だと思います。

--第4試合は競り合いになりましたが、自信はを持って「勝てる」という手応えを感じながらプレーできていたのでしょうか?
 前回負けているので、1ゲーム目は正直まだ自信はなかったです。1ゲーム目を取ってから競り合いを取れるという、どれだけ前半に離されても2点1点ぐらいで追っていければいけるという気持ちはありました。それで、4ゲーム目にリードした時に勝利を意識してたので、そこはちょっと反省する点です。でも、本当に結局は9-9に収束する、トップ選手同士くらいだとそうなってくるので。途中までどちらがリードしているかはそこまで重要ではないのかなと思います。

--世界一まであと2つですが、手応えはいかがですか?
 そうですね。決勝トーナメントが始まって、これでちょうどみんな1本ずつ落としたんじゃないですかね?やっぱり僕もベルギー戦で1点落としたあと、自分で取り返してケロッとしていましたし、昨日の松島もケロっとしていたので、戸上もケロッとして大丈夫だと思います。そこはチームが勝てれば本当に。やっぱり金メダルを獲るチームというのは全部3対0で取る勝つチームではなく、どんな状況でも勝つチームだと思うので。そこは本当に僅差でも勝てれば何でもいいし、自分が負けてもチームが勝てればいいと思うので、そこは本当にみんなで3点取る気持ち、チーム一丸となって3点取る気持ちでいけばいいと思います。

松島輝空
「自分たちが目指す場所は金メダル」

--日本男子、2大会ぶりのメダル獲得の喜びを聞かせてください。
 まず、メダルを獲得できたことは嬉しかったですけど、自分たちが目指す場所は金メダルなので、まだまだ満足せずに、明日以降もしっかり良い準備をして頑張っていきたいと思います。

--ダン・チウ選手との対戦は素晴らしいプレーでした。どこがよかったと思いますか?
 自分も今まで満足できるプレーができなくて、結構自信もなかったんですけど、しっかりとまずは今日、岸川監督に起用してもらったこともあって、今まで以上に準備をしていましたし、対策もしっかりして、気持ちも入れて臨みました。
(オーダーで)自分が出ないことはないと思っていましたが、もしかしたら3番かとも思っていたので、そこで岸川さんがもう一度2点使いで出してくださってので、しっかり準備して勝たなくてはいけないと思いました。

--ダン・チウ選手には前回はストレート負けでしたが、どこを工夫して戦いましたか?
 森薗さんとしっかり話し合っていろいろ変えてきたのと、メンタル面もしっかり話して決めて臨みました。森薗さんにはとWTTとかでよくベンチに入ってもらって自分も結構調子がいいので、本当に今日は付きっ切りで一緒にいてくださったので、本当に心強かったなと思います。

--メンタル面はどういうところで苦戦されているのですか?
 今までの世界卓球ではいい形でプレーができていたんですけど、今回の世界卓球では自分が満足できるプレーが一度もなかったので、そこで少し気持ちの面でナーバスになったかなと思います。

戸上隼輔
「トップ選手に2回連続で勝つのは大変だと改めて感じた」

--日本男子、2大会ぶりのメダル獲得の喜びを聞かせてください。
 率直にメダルを獲得できたということは嬉しいですし、準決勝に向けて、またやるべきことをしっかりやって、しっかり練習して臨みたいと思います。

--3番で回ってきて、いい流れで勝ち切りたかったと思いますが、どんなところが難しかったですか?
フランチスカ選手に)自分の対策をされているなと序盤から感じましたし、それに対応できず、最後までズルズルといってしまった。崩れた後の調整不足とか、駆け引きの部分で悪い面が出てしまった。トップ選手に2回連続で勝つのは大変だなというのは改めて感じました。

--1番、2番でいい流れできて、3番ご自身が受け継ぐ時にどういう気持ちで入られたんでしょうか?
 自分が勝ってメダルを獲得したいという気持ちはあったんですけど、それが逆にプレーの硬さに影響してしまったのかなと思います。

卓レポXでは世界卓球2026ロンドンの速報を現地からお届けします。お楽しみに!

(まとめ=卓球レポート)

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