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水谷隼に聞く 35 粘り強い選手

 朱世爀は韓国の卓球選手。2003年世界卓球選手権パリ大会で男子シングルス準優勝という成績を収めている。写真は、その2003年世界卓球パリ大会における朱世爀だ。

 朱世爀はカット型で、バック面のツブ高ラバーでブッツリ切るカットはまさに鉄壁。そして、チャンスと見るや、攻撃選手にも負けないフォアハンドドライブを放つ。月刊卓球レポート2003年7月号では、世界卓球パリ大会での朱世爀を「ブツ切りカットと強烈フォアドライブで決勝進出」「フォアドライブの威力とうまさは攻撃型を上回る」と報じた。

 2003年世界卓球パリ大会には水谷隼は出場していないが、その後、水谷は朱世爀と何度も対戦している。
 国際卓球連盟のデータベースによると、両者の対戦結果(2009年〜2016年)は、水谷が3勝、朱世爀が6勝。直近では、2016年のワールドツアー(チャレンジ)・スロベニアオープンで対戦し、ゲームオールジュースでなんとか水谷が勝利した。長いラリーが何本も何本も繰り広げられる、激しい試合だった。

 また、水谷と朱世爀はTリーグでも対戦している。2019年8月31日の木下マイスター東京vs琉球アスティーダ戦の3番で対戦した結果は、ゲームカウント1対3(10-11,9-11,11-9,9-11)で水谷が敗れたが、水谷も朱世爀も素晴らしいプレーを見せてくれた。水谷と朱世爀が織りなすラリーが、会場中を興奮させているのが感じられた。

 Tリーグ2019-2020シーズンはこの後も続く。水谷と朱世爀の試合をまた見ることができるのか、楽しみにしていたい。

取材=猪瀬健治 文=川合綾子
文中敬称略


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