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【特別企画】現代版ペンドラの教科書 
ダン・チウの裏面打法 
第4回 ストレートへの裏面ドライブ

 現代のペンドライブ型(ペンドラ)は、裏面にラバーを貼り、シェーク攻撃型のバックハンドのように裏面打法を使うことが必須になっている。
 そのオーソリティが、ダン・チウ(ドイツ)だ。強豪ドイツの中軸へと躍進を遂げたダンの正確無比なプレーは、今のペンドラが目指すスタイルの一つだ。
 この特別企画では、今やペンドラにとって必須技術である裏面打法をダン・チウが解説・実演してくれる。現代版ペンドラの教科書ともいえるダン・チウの裏面打法から、レベルアップのヒントを学び取ってほしい。
 第4回は、「一番得意な技術」とダン・チウが自信を持つ、ストレートへの裏面ドライブを紹介する。
※本文の技術解説は右利きプレーヤーをモデルにしています

ストレートへの裏面ドライブは最も得意とする技術

ダン・チウ ストレート(右利きの相手のフォア側)への裏面ドライブは、私が最も得意とする技術です。
 裏面ドライブでストレートを狙うときは、クロス(右利きの相手のバック側)を狙うときと比べて、右足に少し重心をかけてスイングします。そうすると、体が適度に開く(体が適度にストレートを向く)ので、ストレートを狙いやすくなります。
 右足に少し重心をかけながら、前回紹介した裏面ドライブのスイングの要領を踏まえて、ストレートを狙ってラケットをしっかり振り抜きます。打球後もボールを追うイメージでスイングすることが、ストレートへ安定して裏面ドライブするコツです。

 ストレートへの裏面ドライブは、体の正面または少し右側に来たボールに対して使うようにしています。そうすると、ストレートを狙いやすいからです。特に、体の右側に来たボールに対して、ラケットの打球面をしっかり開いてボールの正面より少し右を打つと、右利きの相手のフォア側に逃げるような軌道のボールを打つことができるので効果的です。
 一方、体の正面より左側に来たボールに対してストレートを狙おうとすると、ミスするリスクが高くなります。とはいえ、リスクがあるからこそ得点率も高いので、試合では体の左側に来たボールをストレートへ裏面ドライブすることもあります。しかし、これからストレートへの裏面ドライブを覚えようとしている選手は、まずは、体の正面または少し右側に来たボールに対してストレートを狙うようにしてコツをつかんでください。

ストレートへの裏面ドライブ



 本人が自負するように、ストレートへ鋭い裏面ドライブを放って得点したりラリーの主導権を握ったりするプレーは、ダン・チウの強さの軸だ。
 ダン・チウが教えてくれたポイントのほか、スイングの要領を解説すると、まず、裏面ドライブの基本通りにわきを空けてひじを体から離し、ラケットの先を自分の方へ向けるように手首をひねって打球準備する。そうしてバックスイングしたら、ひねった手首を返しながらストレート方向へ向かってラケットを振り上げ、ボールの正面より少し上をこするように打つことがポイントだ。前傾姿勢を保つことと、ボールのバウンドが頂点に到達する前あたりの早い打球点を狙うことも意識して、ストレートへの裏面ドライブをマスターしよう。

↓動画はこちら

(取材/まとめ=卓球レポート)

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