世界卓球2026ロンドンが、イギリスのカッパー・ボックス・アリーナとOVO・アリーナ・ウェンブリーで4月28日〜5月10日にかけて開催される。
4月28日〜5月3日にかけて行われた予選リーグのステージ1A、ステージ1Bが終了し、ステージ2の決勝トーナメントに進む32チームが決定。5月4日から決勝トーナメントがスタートした。
大会11日目の5月8日は、女子団体準々決勝が行われ、ルーマニアがフランスを下し、2000年クアラルンプール大会以来、26年ぶりとなるメダルを確定させた。
【詳しい試合方式や組み合わせは、男子団体の見どころ、女子団体の見どころをチェック】
※写真は喜びに沸くルーマニアチーム
▼女子団体準々決勝
ルーマニア 3-1 フランス
ディアコヌ 2(7,-11,-8,8,-5)3 ユアン・ジアナン○
○スッチ 3(7,9,-11,-5,2)2 パバド
○ドラゴマン 3(6,7,-6,6)1 シャルロット・ルッツ
○スッチ 3(-10,6,4,12)1 ユアン・ジアナン
ディアコヌ - パバド
ヨーロッパ2位のルーマニアは、ドラゴマンを3番に置き、エースのスッチと、これまで勝ち星を挙げてきたサマラではなく、ディアコヌを2点起用するオーダーでメダルに挑む。
前回3位のフランスは、シャルロット・ルッツを3番に据え、40歳のベテラン、ユアン・ジアナンをエースに、パバドと2点使いするオーダーで2大会連続のメダルを目指す。
1番のディアコヌ対ユアン・ジアナンは、バックハンドサービスからフォアハンドで積極的に攻めたディアコヌが、最後はユアン・ジアナン得意のハイトスサービス(投げ上げサービス)を回り込んで打ち抜き、第1ゲームを先制。
第2ゲームは終盤までディアコヌがリードするが、ハイトスのナックル性(無回転)サービスに対してディアコヌのレシーブが甘くなったところをユアン・ジアナンがたたいてゲームを取り返す。第3ゲームもサービスが利いたユアン・ジアナンが取るが、第4ゲームはディアコヌがフォアハンドで動いて取り返し、ゲームオールにもつれる。
最終の第5ゲームは、相変わらずサービスから先手が取れるユアン・ジアナンが先手を取ってディアコヌの両ハンドをたたいて突き放し、フランスが先制する。
2番のスッチ対パバドは、第1、第2ゲームは丁寧にコースを突いたスッチが連取するが、入れば決まるようなボールを打つ半面、ミスも多いハイリスクハイリターンのプレーをするパバドが第3ゲームのジュースを強打で奪うと、続く第4ゲームも強打を決めてパバドが取り、試合は1番に続いてゲームオールにもつれ込む。
勝って追い付きたいスッチと王手をかけたいパバドの最終ゲームは、スッチがより厳しくコースを突いてパバドの凡ミスを引き出して押し切り、ルーマニアが1対1に追い付く。
勝敗を大きく左右する3番は、リーチでまさるドラゴマンが両ハンドの安定感で上回って2ゲームを連取するが、第3ゲームはシャルロット・ルッツが前陣で強打を決めて1ゲームを返す。
しかし、第3ゲームは打球にしっかり弧線をつくってシャルロット・ルッツのミスを誘ったドラゴマンが取り、ルーマニアに貴重な王手をもたらす。
4番、スッチ対ユアン・ジアナンのエース対決は、第1ゲーム、スッチがリードするも中盤からユアン・ジアナンがスマッシュを振り始めて追い付くと、スッチのらしくない強引な打ちミスも重なってユアン・ジアナンが先制する。
しかし、第2ゲームはしゃがみ込みサービスが利いたスッチが奪うと、第3ゲームもユアン・ジアナンのハイトスサービスをミスなく返し、サービスから得点を重ねたスッチが取って王手をかける。
第4ゲームもスッチがサービスからラリーを優位に進め、マッチポイントを握るが、ユアン・ジアナンの果敢な速攻に追い付かれる展開。ここを落とすと勝負が分からなくなるところだったが、スッチが鮮やかなカウンターブロックと回転量の多いバックハンドで追いすがるユアン・ジアナンを振り切り、ゲームカウント3対1で勝利。
ルーマニアが2000年クアラルンプール大会以来、26年ぶりとなるメダルを確定させた。
■女子団体決勝トーナメントの結果(5月8日時点)
卓レポXでは世界卓球2026ロンドンの速報を現地からお届けします。お楽しみに!
(まとめ=卓球レポート)




