ラケットは主に板(木材)でつくられており、板の構成パターンは大きく3つに分けることができる。ここでは、板の構成パターンに関する知識を深めよう。
合板
複数の板を貼り合わせてつくられたラケット。枚数は、3枚・5枚・7枚の3パターンがあり、組み合わせる板の種類や枚数によって性能が変わります。基本的に、枚数が多くなるほど反発力が高くなりますが、重量が重くなる傾向があります。初めてラケットを選ぶなら、合板で構成されたラケットがお勧めです。
特殊素材入り合板
合板の性能をより向上させる目的で、板と板の間に「カーボン」や「ZLファイバー」などの特殊素材を編み込んだシートを搭載したラケット。反発力が増したり、打球感がよくなったりするなど、搭載する特殊素材によって性能が異なります。トップ選手の多くが愛用しています。
単板
1枚の板でできているラケット。独特の柔らかい打球感が特徴で、板の厚さが厚くなるほど反発力が高くなります。単板は、ドライブ用ペン(日本式ペン)に多い板です。