世界卓球2017デュッセルドルフで吉村真晴/石川佳純が混合ダブルスを制してから8年──再び日本人の名が「世界王者」として刻まれる日が、こんなにも早く訪れると想像していた者が、果たしてどれだけいただろうか。
2025年5月25日、世界卓球ドーハ大会の最終日。男子ダブルスで1961年以来の日本人チャンピオンとして球史にその名を刻んだ篠塚大登/戸上隼輔。世界を驚かせたこの栄誉を、彼らは今、どのように受け止め、そこに至る日々を記憶しているのか。
このインタビューでは、篠塚本人に男子シングルス、そして金メダルを獲得した男子ダブルスの舞台裏を振り返ってもらった。
「いきなり薛飛が入ってきて、一発目が勝負だと思った」
--まずは、大会前、ドローから注目していたと思いますが、男子シングルス1回戦の相手が薛飛でした。どのように感じましたか?
篠塚大登(以下、篠塚) ドローはライブで見ていましたが、男子シングルスが始まって、シードの選手から入ってきて、僕はウーゴ選手(カルデラーノ/ブラジル)の山に入ったので、そこまでは行きたいなと思っていたら、1回戦の相手にいきなり薛飛選手(中国)が入ってきて、さすがに「マジかー!?」とは思いました。
でも、へこむまではいかなかったですね。本当に一発目が勝負だなと思って、そこからは1回戦以外のことは考えませんでした。薛飛選手には前回の対戦(2024WTTコンテンダー マスカット)で負けていたので、組み合わせが決まった直後から動画を見始めて、薛飛選手だけの対策をしてきました。
--対策は自分で立てたのですか?
篠塚 基本的には自分だけですね。薛飛選手は台上がうまいイメージだったので、自分から長くツッツいて、相手が(ドライブを)かけてきたボールを(カウンターで)狙う戦術を多めに使うことを考えていたのと、以前の対戦ではロングサービスを相手のバック側に出していましたが、バック側の対処は結構うまいのが動画で分かったので、ミドルに多く出すようにしました。
--試合では、1、2ゲーム目を落とす苦しい展開でしたが、想定と異なる部分がありましたか?
篠塚 いや、自分の中では結構はまっていて、どちらのゲームも9-11で落としましたが、感触はいいという捉え方でした。0対2にはなりましたが「やってることは合っている」という自信があったので、最後までずっと強気でいけたのが勝ちにつながったと思います。
--特に3ゲーム目から何かを変えたということもなかったのですね?
篠塚 戦術は特に変えてないですね。ただ、ちょっとでもリードした時に勝負をしないと、ゲームを取りきれないなというのを1、2ゲーム目で感じました。落としたゲームは、僕が同じことをやってしまっていて、最後は相手の方が変えてきたりするので、ちょっとリードした時に勝負どころで自分が思い切ることができれば、チャンスはあると感じていました。
--岸川監督とは事前にどのような話をしていたのですか?
篠塚 まずは自分のやるべきことをやろう、と。あとは、ラリーは絶対強い相手だから、ボールが返ってくることを想定しておいた方がいいと言われていました。実際に、ほぼ毎球ラリーになっていたので、練習時からそういう意識でいられたのは大きかったですね。
2対2から、3対2でリードして、最後のゲームは少し点数が開いていたので、勝った時にはめちゃくちゃ興奮したというよりは、ちょっと気持ち的に余裕がありました。むしろ、2対2になった時に、勝てるかどうか不安があって、もちろん勝つ気持ちでやってはいたけど、そんなに簡単に勝てるものではないとも思っていたので、チャンスがあると強く感じたのは5ゲーム目を取った時でしたね。
--2回戦はゲラシメンコ(カザフスタン)との対戦でした。振り返って、どのような試合でしたか?
篠塚 1ゲーム目が意外に簡単に取れてしまって、自分がどこで点数が取れているのかよく分からなかったんですよね。2ゲーム目は前半で離されてしまって、簡単に取られて、そこから競り合いになりました。
ゲラシメンコは一球一球変えてくる(変化をつけてくる)イメージで、自分がバック側にロングサービスを出して、フォア側に返ってきたボールを決めたら、次はバック側に返してきたり、ちょっとずつ何かを変えてくる感じで、連続して点数が取れなかったので、気持ち的に苦しかったですね。
2対2で、5ゲーム目をジュースで取られて、その後は僕がやることがなくなってしまって、相手の方が自分のボールを読んで先手を取っていたので、強みを出させてもらえない状況が最後まで続いてしまいました。
--試合運びの点で差を感じましたか?
篠塚 最後の方は特にそういうのを感じましたね。あとは、この試合では、自分がちょっと下がりすぎてしまうと感じたので、前でも対応できる練習をもっとしていたら、とは感じました。対策不足というよりも、自分の引き出しが少なかったと感じました。
「ダブルスはシングルスの悔しさを引きずらないようにした」
--男子ダブルスは第2シードで、組み合わせ的にもメダルの可能性という点では高かったと思いますが、ダブルスにかける思いはいかがでしたか?
篠塚 NTの事前合宿で、できる日は毎日ダブルスの練習をしようと考えていたのと、ベンチコーチが森薗さん(森薗政崇)に決まっていたので、戸上さんと3人で「このダブルスが一番メダルのチャンスがあるよね」と話していました。
組み合わせを見た時に、まず、3回戦でシンガポールのペア(アイザック・クエク/パン・コーエン)かデンマークのペア(リンド/アンデルセン)、そして、準々決勝で韓国のペア(林鐘勳/安宰賢)とのメダル決定戦を想定していました。3回くらい3人で話し合って、対策を考えました。ダブルスにかけていた部分はあったと思います。
シンガポールペアとは去年のWTTファイナルズ福岡で3対1で勝っていましたが、1対1の5-7でリードされていて、負けてもおかしくない内容の試合でした。あまりいいイメージもなく、「どうやって点数取ってたっけ?」みたいな感じだったので、そこが一つ目の山になると思っていました。
韓国ペアには前回(2024年アジア選手権大会)負けていたので、そこは勝負だなと思っていましたね。
--具体的にはどのような対策や強化をしましたか?
篠塚 1つは台上のストップ対ストップですね。打ち合いは自分たちは結構得意ですが、台上で先手を取る確実性がなかったので、森薗さんからもアドバイスを受けて、1日に5分でも10分でも、毎日ちょっとでもストップ対ストップの練習をするようにしていました。
ストップ対ストップは特に、シンガポール戦の終盤と、準々決勝のエジプト戦、あとは決勝でも効果を実感しましたね。シンガポールペアの左利きのパン・コーエンのフォア前のフリックで結構決められていたので、途中からストップのコースを相手のバック前に変えて、それがうまくはまりました。そこは練習の成果が出たと思います。
--最初の難関と想定していたシンガポール戦は、シングルスのゲラシメンコ戦と同日でした。メンタルの切り替えは難しくありませんでしたか?
篠塚 (シングルスの敗戦は)結構悔しかったんですけど、ダブルスは別会場で移動もあったので、まずはすぐにバスの時間を見て、それまではロッカールームで気持ちを落ち着かせて、ロッカールームを出た時にはもう気持ちを切り替えていようと思っていました。
あとは、やっぱりチャンスがあるのはダブルスだとも思っていたので、ここでちょっとでもマイナスな戦い方をしたらダメだと思って、できるだけシングルスのことは忘れてダブルスに専念しようと切り替えました。
--シンガポールペアとの試合にはいい状態で入れましたか?
篠塚 良くないときって、ミスをしたらどんどんマイナスになっていくイメージですが、試合が始まったら、劣勢のときもちゃんと相手の弱いところを見つけようとしていたので、気持ち的にはちゃんと切り替えられていたと思います。
--余談になりますが、本会場(ルサイル・スポーツ・アリーナ)とサブ会場(カタール大学)の試合環境、特に照明が違ったと思いますが、プレーに影響はありませんでしたか?
篠塚 自分はあまり気にしない方なので大丈夫でした(笑)
練習の時はちょっと本会場の方が照明が暗くて、見づらさがありましたが、試合の時はちゃんと調整されていたので、気になりませんでした。
--ヤマ場のシンガポール戦を乗り越えて、次のメダル決定戦の準々決勝の相手はエジプトペアでした。
篠塚 2回戦でエジプトペアが韓国ペアに勝った時は、気持ち的にちょっとラッキーとは思いましたが、メダル決定戦ということもあって、結構緊張しました。
その前日に、エジプトペアの2回戦(韓国ペアとの試合)を見ましたが、自分たちがイメージしているよりも強くて、正直、実際に対戦したらどうなるか分からないなという感じでした。でも、試合に入ってみれば、相手の方が緊張していて、(メダルを)意識しているなあと感じました。
エジプトの選手は、僕も戸上さんもどちらもシングルスでも対戦したことがない相手で、まったく初対戦でしたが、1ゲーム目で自分たちが結構チャンスボールをミスしてしまいました。右利きのエル ベイアリの方がいろいろ仕掛けてくると動画で見て警戒していて、結局ジュースで取れましたが、あそこで取られていたら怖かったですね。
2ゲーム目からは、自分たちがちゃんとプレーできて、相手が先にミスしてくれたので、怖さは感じませんでした。メダルが決まって、うれしいよりは、ほっとした方が強かったです。
--その日の夜に、準決勝の相手ブラソー/ドール(フランス)の棄権が発表されて、日本ペアの決勝進出が決まりました。どのように感じましたか?
篠塚 準決勝で勝って決勝に上がりたいという思いもありましたが、シンガポール戦が終わったあとくらいから、自分がちょっと足の甲を痛めていて、踏み込んだ時に痛みが出ていたので、休みが2日できて、1日は1球も打たずに休めたので、それはちょっと大きかったですね。決勝は、テーピングと痛み止めで問題なくプレーできました。
--決勝の相手は、中国ペアを連破して、準決勝でルブラン兄弟を破って勢いに乗る高承睿/林昀儒(中華台北)でした。どのように臨みましたか?
篠塚 決勝戦というのもあるし、前回(WTTシンガポール スマッシュ2025)は自分たちが負けている相手でもあるので、逆に相手の方が緊張するんじゃないかと、いい感じで捉えていました。
前回の対戦では、相手の2人が巻き込みサービスを使ってきたので、その対策をしました。自分たちのレシーブで威力が落ちると、相手のパターンになってしまうので、先手を取って相手を迷わすことができるように、レシーブからの練習を結構しました。
最初は相手が右でも左でもチキータで行ってから、ストップにしようと決めていました。主にストップレシーブからの展開で攻めるつもりでしたが、チキータを見せておくと相手に迷いが出ると思ったので、2人とも最初はチキータで、あとからストップに戻す戦術を取りました。それで最後は、高承睿のサービスに対して、林昀儒選手のフォア前にうまくストップできたり、戸上さんも勝負どころでチキータにいけたりしていたので、練習が生きたと思います。
--岸川聖也監督が「決勝までは戸上が、決勝は篠塚がお互いをリードしていた」と言っていましたが、実感はありますか?
篠塚 そうですね。1ゲーム目は戸上さんが少し硬いように見えました。
僕はとりあえずやることをやるだけで、思い切ってプレーすることに集中していたので、結果のことはあまり考えませんでした。でも、勝つためには1ゲーム目が大事だと思っていたし、たぶん戸上さんもそう思っていたので、苦しいスタートにはなりました。
--1ゲーム目が終わって、ベンチで立て直すことができましたか?
篠塚 1ゲーム目の最初のラリーの入りは僕たちの方がうまくやれていたので、僕が戸上さんに「1ゲーム目のことは気にせず、最初からのつもりでやりましょう」と言いました。
試合が終わってから戸上さんが言っていたのは、1ゲーム目の6-9の時に僕のフォアハンドのバックスイングが戸上さんの手首に当たって、戸上さんがラケットを落としたんですよ。そこで力が抜けたみたいです。2ゲーム目からは普段通りの戸上さんに戻っていました。
--組み合わせ的に偶数ゲームの方が日本ペアの流れがよかったように見えました。
篠塚 そうですね。たぶん、2、4ゲーム目は自分が林昀儒選手のフォア前にストップをきれいに止めれていました。そうすると、ほぼ戸上さんのバック側に返ってくるので、それを戸上さんが狙えていました。
あと、戸上さんの縦回転サービスが高承睿選手にとても効いていました。サービス・レシーブでプレッシャーを十分に与えられていたので、偶数ゲームの方が取りやすかったですね。
逆に、奇数ゲームは高承睿選手のフォア側に集まってしまい、それをカウンターで狙われていたのと、戸上さんが「林昀儒選手のどこに打っていいか分からない」とプレッシャーを感じていたみたいです。
--最終ゲームの終盤は少し余裕がありましたね。「世界チャンピオン」のタイトルはどのあたりから意識していましたか?
篠塚 最終ゲームは、6-3から6-5に追いつかれれて、9-5まで離したけど、それでも「まだまくられるかも」という怖さはあって、いい意味で気は引き締まっていました。10-5になってからはちょっと夢みたいな感じというか、「本当に世界チャンピオンになれちゃうの!?」という感じでした。
「卓球人生で初めて
ちょっとすごいことをしたなって思います」
--最後まで浮き足立つことなくプレーして、最後は篠塚選手のストップに対して林昀儒のフォア前のフリックがオーバーしました。どんな心境でしたか?
篠塚 「え?本当に?」という感じでした。
戸上さんにハグした時も、めちゃくちゃ大きな声で「マジか!?」って叫んでましたね。
--いつから実感が湧いてきましたか?
篠塚 表彰式で、君が代が流れた時は鳥肌が立ちましたね。
今はいろいろなところにあいさつに行ったり、お祝いの言葉もたくさんいただいて、実感が湧いてきています。ラッキーもありながらでしたが、こういう大きなタイトルをつかみ取れたという経験は初めてで、自分の卓球人生でも初めてすごいことをしたなって思います。やっと今くらいになって実感が湧いてきてますね。
--今大会のシングルス、ダブルスを通じて、どのような点で自分の成長を感じることができましたか?
篠塚 まずは、大きな大会であっても、相手がトップランカーであっても、迷わず、相手を上に見過ぎず、堂々とプレーできるようになった、一人の選手として戦えていると思えるようになりました。メンタルが強くなったと感じています。
ちょっと前までは、1回ミスしてしまったボールを次に打つ時にちょっと弱気になってしまうところがありましたが、今は、自分が「こうだ」と思ったことを最後までやり通せるようになったところが成長している部分だと思います。
課題としては、シングルスではもうちょっと前でプレーできるようにならないといけないというのをゲラシメンコ選手戦で強く感じました。あとは、バック側のボールを無理やり回り込んでしまうことがあるんですが、バックハンドでの得点率も結構高いので、その回り込む・回り込まないの見極めも課題になってくると思います。
--刺激を受けた試合や選手はいましたか?
篠塚 やっぱりモーレゴード選手(スウェーデン)ですね。戸上さんにはちょっと申し訳ないですが、大舞台で必ずチャンスをつかむ勝負強さには学ぶべき部分があります。モーレゴード選手が初めてメダルを取った時(世界卓球2021ヒューストン)も世界ランキングは70位台とか全然低かったのに、一発勝負で、時の運も味方にしてメダルにつなげられるという「持ってる」感じはすごいと思いますね。そういう勝負強さには刺激を受けました。
パリオリンピックで彼と対戦した時は相手を上に見ていたというか、自分を下に見すぎていたというのがありましたね。モーレゴードはとにかく試合の流れをうまく使う選手だと思います。試合のスピードをあえて速めたり、うまくいかない時は間を取って自分の流れに持ってくるようなしぐさをしたり、ヨーロッパ選手がよくやりますが、わざとキレてみたり、1点1点を取りにいくがめつさを出す部分がありますよね。そういうがめつさとか、「流れ」をうまく使えるところは自分にも必要な要素だと思います。
--ゲラシメンコが3回戦でカルデラーノといい試合をしていましたが、見ていましたか?
篠塚 はい。その試合はライブでも見れましたが、試合をやる前にゲラシメンコにもチャンスがあるとちょっと思っていたので、いい勝負をしたのは意外ではなかったですね。あとは、自分が負けたので、ゲラシメンコに頑張ってほしいという思いもあって見ていました。
ウーゴ選手はワールドカップで優勝して、台上がめちゃくちゃうまくなっているという印象を受けていました。元々ラリーが強いので、そこに持って行くまでの台上で先手を取るプレーが安定してからは、中国選手に勝つのは全然びっくりするようなことではないと感じますし、一匹狼みたいな感じで中国選手の中に食い込んでいけるというのは自分もそうなりたいと思う姿ではあります。
--それでも最後は王楚欽(中国)にシャットアウトされましたね。
篠塚 さすが中国ですし、とても対策していると感じました。王楚欽選手が本当に少しも台から下がらず、ほぼライジングで打っているような感じだったので、本当にどういう対策をしているんだろうとは思いました。もちろん、台から下がらないという戦術は分かりますが、あそこまでウーゴ選手に何にもさせないというのは、ちょっとすごすぎますね。
--戦術の徹底という意味では薛飛戦の篠塚選手も今までにないプレーを見せてくれたと思います。
篠塚 少し前の自分だと、自分の作戦やプレーに自信を持てずプレーしていたと思います。相手になにが効いてるかわからないまま試合をしていたと思うので、試合中に迷いが出てる場面が多かったですね。
でも、今回の薛飛戦は自分がやる事や相手のどこが効いてるかを試合中に理解し自信を持ってプレーできていました。
今はトップの選手と対戦しても、自分のプレーができるようになったと思います。やっぱりオリンピックや大舞台での経験をしていなかったら、自分はここまで成長できていなかったと思うので、あそこに出れたことが大きかったと思います。技術だけでなく気持ちの面でも確実に成長していると思います。
--最後に今後の目標を聞かせてください。
篠塚 まずは、世界ランキング20位以内に入りたいのと、世界卓球やロス五輪、その前には2026年に地元の豊田市でアジア競技大会があるので、シングルスで表彰台に上がれるように頑張りたいです。
今シーズンはブンデスリーガに参戦するので、8月の終わりからドイツに行って、向こうにいる期間が長くなると思いますが、勝ち越すことと、台の近くでもラリーで打ち負けないようになることを目標に頑張ってきたいと思います。(了)
篠塚ほどの選手ですら、世界チャンピオンになって初めて「すごいことをした」とようやく実感できるものなのか──トップ選手の自己評価の厳しさには思わず驚かされる。だが、まさにその飽くなき要求の高さこそが、彼を世界の頂点へと押し上げたのだろう。
もちろん、そこは、まだ21歳のアスリートにとっての「ゴール」ではない。この途方もなく高い頂を踏みしめて、篠塚大登はこれから、さらに険しく、そして新たな頂を目指して歩みを進めていくのだろう。
その先に続く道なき道が、どんな未来へとつながっていくのか──これからの篠塚の一歩一歩に、期待せずにはいられない。
(取材/まとめ=卓球レポート)




