世界卓球2026ロンドンが、イギリスのカッパー・ボックス・アリーナとOVO・アリーナ・ウェンブリーで4月28日〜5月10日にかけて開催される。
4月28日〜5月3日にかけて行われた予選リーグのステージ1A、ステージ1Bが終了し、ステージ2の決勝トーナメントに進む32チームが決定。5月4日から決勝トーナメントがスタートした。
大会12日目の5月9日は、女子団体準決勝が行われ、中国がルーマニアを3対0で下し、1971年名古屋大会から数えて27大会連続で決勝に勝ち上がった。
【詳しい試合方式や組み合わせは、男子団体の見どころ、女子団体の見どころをチェック】
※写真は2番の王曼昱対スッチ
▼女子団体準決勝
中国 3-0 ルーマニア
○孫穎莎 3(3,4,5)0 サマラ
○王曼昱 3(4,9,10)0 スッチ
○蒯曼 3(10,6,10)0 ドラゴマン
孫穎莎 - スッチ
王曼昱 - サマラ
今大会で7連覇を目指す中国は、孫穎莎と王曼昱を2点起用し、3番には蒯曼を持ってきた。対して、昨日のフランス戦で勝利し、26年ぶりのメダル獲得を決めたルーマニアは、フランス戦で起用したディアコヌを下げてスッチとサマラを2点使いし、3番にドラゴマンを据えるオーダーで中国の高い壁に挑む。
1番の孫穎莎対サマラは、世界女王の孫穎莎がその力を見せつける。サービスとレシーブ、ラリーの速さ、球威で上回る孫穎莎が第1ゲームからサマラを圧倒。全方位で穴のない孫穎莎に対して得点手段が見つからないサマラは時折リスキーな攻撃を決めるが、孫穎莎を慌てさせるまでには至らず、孫穎莎が3ゲームを連取して中国が先制する。
2番でエースのスッチで盛り返したいルーマニアだったが、2021年ヒューストン大会女王の王曼昱が立ちはだかる。ラリー戦に抜群に強いという共通項を持つ両者だが、リーチを生かしてよりプレーエリアが広く、球威でもまさる王曼昱がペースを握って第1ゲームを先制。第2ゲームはスッチがラリーを長引かせず短期決戦で勝負をかけてきたが、王曼昱が冷静に台上から切り崩し、終盤に3球目攻撃を連続で決めて勝利に王手をかける。第3ゲームもスッチがしゃがみ込みサービスからリスキーに攻めてゲームポイントを奪うまで粘ったが、王曼昱が慌てずに両ハンドでさばいてジュースを物にし、ストレート勝利で中国に王手をもたらす。
3番で中国は、1回戦のポーランド戦でバヨールに敗れ、ここまで控えに回していた蒯曼を再び起用。一方のルーマニアは、昨日のフランス戦3番で値千金の勝利を挙げたドラゴマンで巻き返しを図る。
第1ゲームは、ドラゴマンが長いリーチを生かして蒯曼のストレート攻撃によく対応し、ラリーでも互角に打ち合ってジュースまで持ち込むが、不運なエッジボールも重なり、蒯曼が先制する。続く第2ゲーム、安定感でまさった蒯曼が取って王手をかけると、第3ゲームは後がないドラゴマンが果敢な攻めでジュースまで食い下がるが、最後は蒯曼がドラゴマンの回り込み強打を鮮やかなカウンターブロックで決め、ベンチの起用に応えて決勝点。中国が1ゲームも落とさない完封勝利で決勝進出を果たした。
決勝では6大会連続で日本と優勝を争う。前回は激戦の末に中国が日本を下しているが、今回も王座を譲らないのか。それとも、日本が6度目の正直を果たすのか。注目の決勝戦は、現地時間で5月10日の11時(日本時間で5月10日の19時)より試合開始予定だ。
■女子団体決勝トーナメントの結果(5月9日時点)
卓レポXでは世界卓球2026ロンドンの速報を現地からお届けします。お楽しみに!
(まとめ=卓球レポート)




