回転性能が最も高い「05」。最も『テナジー』らしい『テナジー』を最初に発売する

回転系の「05」と「25」、スピード系の「64」という3つの粒形状。その中で、『テナジー05』が『テナジー』シリーズの先頭を切って発売されたのはなぜだろうか。最高にグルーイングした『ブライス』の性能を、ノングルーで超えるという目標を考えれば、『ブライス』に近いタイプの『テナジー64』の方がふさわしいし、ユーザーの拒否反応も少ないはずだ。
しかし、新しい評価システムによって注目された回転性能が最も高いラバー、最も『テナジー』らしい『テナジー』を最初に発売しようという考えがバタフライにはあった。また、前年の07年に発売され、スピード性能に特化した『ブライス スピード』とは違うタイプのラバーを出す方が、製品展開としても多くのユーザーを引き付ける。
一方で、従来の粒形状に近く、試打評価も安定していた『テナジー64』は、「切り札として取っておきたい」というのも正直な思いだった。ただし、トップ選手たちからは「補助剤が使えるうちは『ブライス』や『ブライス スピード』に補助剤を塗って使いたい」という声が多く聞かれた。
十人十色の選手の感覚ほど当てにならないものはない。しかし、選手が良いと思わないものは決して売れない。
「最終的には、岩崎さん(元全日本チャンピオン)に打っていただきました」。『テナジー05』の発売へと研究開発チームの背中を押した、秘められた試打テストの存在を西田は語る。


世界でも指折りのフォアのパワードライブを誇った岩崎清信。『テナジー』の性能の高さをすぐに見抜いた

現在、株式会社タマス総務チームでマネジャーを務める岩崎清信。「アジアの大砲」の異名を取り、平成8年度全日本チャンピオンとなった稀代のパワーヒッターが、『テナジー05』に太鼓判を押したのだ。
「岩崎さんが後陣で、膝くらいまで打球点を落として、グッとフォアハンドドライブで回転をかける。そのボールがネットを越えて、相手コートのフォア前に入るかどうか。そうやって2回か3回、岩崎さんに打っていただいた際に、『これは良いラバーですよ』とおっしゃっていただいた。
それは『テナジー05』だからこそ入るボールでした。ラバーのグリップ力があり、しっかり回転がかからないと入らない。前でドライブをポンポン打っているだけでは、ラバーの性能は証明しにくいのです」(西田)
西田が岩崎に頼んで実施した試打テストは、機械で得られたデータを実際の人間の打球として再現してみせたのだ。後陣での打球点を落としたパワードライブ。ラバーの性能差がはっきり現れる、最も厳しい状況で、『テナジー05』の実力はあらためて証明された


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